もう少しだけ、愛車について知ってみませんか? なんてお誘い。
なんてタイプの方以外は、すごく細かく知る必要はないと思います。
愛車の「基本」について知ってますか?
規格など聞かれます
自転車に乗っていると、愛車の規格などを問われることがあります。
なんて声もあります。
確かに教えてもらう部分もあるでしょうけど、自分で知っておく部分も多いはず。説明書とか保証書を見れば書いてあったり、自分で決めることだったりしますから。
買ったお店で聞けばもちろん教えてもらえますし、自転車を見ればわかるものもありますが、ご自分で知っておかないと調べようのないことも…
わからない場合は、自転車を買ったお店や、いつものお店で確認してください!
出先のトラブルで困ります
っていう方もいますが、出先でトラブルがあったときに困る場面もありますよ。
とくに電話などで在庫の有無を聞くようなとき、ある程度の情報を提供できないと「ある」「ない」の判断もつきません。
アンバランスを解消
絶対に知っておけ! とは思いませんが、本格的な自転車乗りさんほど、知らないといけないというか… 知っていないと恥ずかしいというか…
お高いロードバイクに乗って、自転車ジャージに最新ヘルメットやシューズで決めているのに…
っていうのは、アンバランスです。いや、実際にあった話なんですが。。。
まずはここからはじめましょう
知っておくといいことはたくさんありますが、まずはこの辺りから、愛車について知っておいてください。
- チューブは何式か?
- タイヤとチューブのサイズは?
- いつもどのくらい空気入れてる?
- 愛車の名前と年式は?
チューブは何式か?
チューブには、「仏式」「米式」「英式」の3種類がありまして、それぞれ替えチューブも、使う空気入れも違います。
大体の傾向はありますので、なんとなくはわかりますが… でもやっぱり例外だってあります。
とくにBROMPTONなどは、買ったときとは違うチューブの形式に変更されている場合もあったりしまして。そうなってくると、ご本人しかわかるわけがない。
わかる人なら見ればわかりますが、愛車のチューブ形式がわからない場合は、自転車を買ったお店や、いつものお店で確認しておいてください。
空気入れを使ったことがない!?
空気を入れたことがない人がいらっしゃるのも問題です。普段はご家族や行きつけの自転車店に任せているのでしょうが、出先で「空気減ってきたな」ってときにどうしましょう?
自転車店をはじめ、近年は空気入れを貸してくれる施設も増えています。でも「貸してくれる」のと、「入れてくれる」のは別。侍サイクルは特別忙しくなければ、入れさせてもらいますが… とくに自転車店じゃない施設だと、「空気の入れ方」を知っている人がいないこともあります。
そんなときは当たり前ですが、ご自分で空気を入れないと!
空気入れの使い方も、マスターしておいてくださいね。
虫ゴムはない!?
仏式バルブなどの場合、「虫ゴム」というものはありません。
パンクしたロードバイクと一緒に来店して
なんてお話がありますが、通常のロードバイクには虫ゴムは… ほぼついていません。そんな構造についても少し知っておいていただけるといいかもしれません。
タイヤとチューブのサイズは?
タイヤやチューブを買うときは、サイズを伝えないといけません。
愛車と一緒に自転車店に行って買う場合はいいのですが、そうじゃない場合は? ってこと。
とくに出先でトラブルがあり、電話で在庫を尋ねる場合。サイズがわかっていないと、問い合わせもできません。
サイズには2つの方向性があります。
- 直径サイズ
- 太さ
両方知っておいてくださいね。タイヤを見れば書いてあります。見方がわからない人は、買ったお店やいつものお店で教えてもらいましょう。
普通のサイズなんかありません
そんなお話もありますが、基本的に「普通のサイズ」はありません。
ロードバイクでも、MTBでも、クロスバイクでも、シティサイクル(ママチャリ)だって! いろんなサイズがありますので、愛車のタイヤ・チューブのサイズは知っておいてください。
変わったサイズの自転車なら
変わったサイズの自転車だと、タイヤやチューブがどこでも手に入るわけではありません。
遠出するときは、とくにチューブくらいは事前に用意しておくことをオススメします!
いつもどのくらい空気入れてる?
パンク修理の後や、自転車店で空気を入れてもらう際、「普段どのくらい入れてます?」と聞かれることがあります。
これは空気圧を聞いていますので、ロードなら「7くらいですかね~」「100くらいかな?」みたいな答えになります。
これの意味がわからない方は、自転車を買ったお店か、普段よく行くお店で教えてもらってください。
タイヤによって空気圧は決まっているけど
タイヤによって、入れるべき空気圧は決まっていますが、その範囲内でどのくらいの空気を入れるか? は、その人次第というか、なんというか。
乗り方とか、体重とかによって、「ちょうどいいところ」を探していく感じ。
これって一番安く、カンタンにできるカスタムです。
空気圧管理は大事です
英式は構造上空気圧管理はできませんが、米式・仏式の場合は空気圧管理も大事。
どのくらい? と聞かれたときにすぐ答えられるように、普段から「何気圧くらい入れているか?」「何気圧くらいが好きか?」「今、入れるべき空気圧は?」というのを把握するようにしてください。
愛車の名前と年式は?
愛車のモデル名と年式の情報は、補修パーツを買うときなどに必要になります。
把握していない人が多いのですが、モデルによって違うのはもちろん、年式によっても使えるパーツが変わる場合がありますので、知っておいて損はないというか、知らないと逆に損するというか…
モデル名は基本的には車体に書いてありますが、年式はわかりません。
何年に買ったか? がわかれば、ある程度は絞れますので、いつ買ったか? だけでもわかっていると… いいかもしれません。
まとめ
なんでもかんでも把握しておく必要はありませんが、大切な愛車の情報。
少しずつでも知ってあげてください。
わからないことは、買ったお店か、いつものお店へ。
自転車店とのお付き合いって大事ですよ
もっといろんなことを詳しく知りたいなら、こんな本もいいかもですよ。