部品や補修パーツの注文をしたいときは、その自転車を持ってきてください! ってお話。
とくにシティサイクル(ママチャリ)のかたに多いのですが、スポーツ自転車でもいらっしゃるので、全体的なお話です。
愛車と一緒に来てくださいね!
「部品を注文したい」とか、「壊れたパーツがあるなら買いたい」ってことありますよね? その場合は、自転車で来るか、自転車を持ってきてくださらないとわかりません。もちろん、わかっている人はいいんです。サイズ、規格を把握されている場合は、手ぶらで来られても大丈夫です。
でもそうでないなら… ってケースですよ、念のため。
残念ながら、自転車の規格はあまり統一されていません。統一されているといえば、されているんですけど… 各自転車が好きなものを使っているってイメージでしょうか?
たとえばタイヤでも…
タイヤのサイズひとつとっても、実にいろいろ。
「わたしの自転車のタイヤはこのサイズである!」ときちんと覚えてくださっているなら、手ぶらでも全然問題ありませんが、そうでないなら自転車を見せてもらわないとむずかしいです。
よく「よくあるサイズやねん」とかおっしゃるんですが… シティサイクルは27インチと26インチがどちらも主流ですし、なかには24インチなどのものもあります。
また直径だけじゃなくて、太さが違う場合もありますので、「700Cのクロスバイクです」って情報があっても、どのタイヤを選んでいいのかわかりません。「25」って太さも多いですが、「28」とか「32」って場合も多いんですよ。MTBでも26インチ、27.5インチ、29インチ… と直径がいろいろあったりして。。。
タイヤでさえそんなですから、ほかの部品はもっといろいろです。とくにシティサイクルと子供車はむずかしいです。必ず実車と一緒にお越しください。
スポーツ自転車の場合は?
スポーツ自転車の場合「○○ってブランドの○○って車種です」と伝えて来られることがあります。
でも、発売年度によって仕様が異なることも多いのですので、今年のスペックを見ても愛車に必要なパーツがどれかは判断できません。
カタログやWEBに事細かにスペックの記載があるブランドならいいですが、非常にアバウトなところもあります。またあらゆるブランドを扱っているわけではありませんので、調べられないこともあります
ちょっと話は逸れますが、スポーツ自転車の場合、自転車の年式は覚えておくほうがいいです。「○年に買った」ではなく、「○年モデル」って部分が重要。純正パーツを取り寄せる場合などには、この年式があるととっても便利だったりしますので、把握しておくと何かと助かったりします。
とにかく実車がないとはじまらない! 壊れた自転車を動かすのは大変という場合もあるかと思いますが、そこのところよろしくお願いします!
ロック解除も忘れずに!
あ、もうひとつ。。。
自転車の修理を持ち込まれる際に、ロックしたままカギを忘れて来られる方がいます。
カギを開けないで済む作業ならいいのですが、そうでないなら、取りに帰っていただきます! ので、お忘れなく。
まとめ!
何度も書きますが、ロックはともかくとして、わかっている人はいいんですよ。
でもうろ覚えだったり、まったくわからなかったり… その場合は実車必須で。「よくあるサイズ」「普通のやつ」なんてないです。残念ですが。くれぐれもよろしくお願いします。