自転車のフェンダー(泥除け)って必要? ってお話。
「フェンダー」って必要?
シティサイクル(ママチャリ)にはほぼ100%ついているフェンダー。スポーツ自転車にはあまりついていません。
これって何のために必要なの? ホントにいるの? ってところから。
フェンダーの役割は?
フェンダーは「泥除け」ともいうだけあって、泥や水が飛ばないようにガードしてくれるもの。
これがないと、水が溜まった場所などを走るとき、顔や背中に水がかかります。キレイな水ならいいのですが、泥水なことも多く、背中に茶色いシミがついたり、顔に泥水がかかったりもします。
フェンダーは必要?
フェンダーは、あるにこしたことはない! というのがひとつの考え方。
ですから、必要かどうか? と聞かれると、「あると便利ですよ」というコタエになります。
どうしてスポーツ自転車にはないの?
じゃ、どうしてスポーツ自転車にはないのか? っていうと、理由はいろいろあります。
代表的なものとしては、こんなところでしょうか?
- スポーツ機材としてはジャマ
- (ついているとかえって)キケン
- 輪行を考えて
- お値段が高くなる
- 必要ない
1つずつみていきましょう。
1. スポーツ機材としてはジャマ
街乗りはともかく、とくにロードバイクなど「スポーツに使う機材」として考えた場合、余計な部品はすべてジャマです。
重くなりますし、壊れやすくもなりますし。
ってことはフェンダーもジャマってことです。
2. (ついているとかえって)キケン
余分な部品があればあるほど壊れるキケンも増しますし、出っ張っている部分などがあるとケガの元にもなります。
できるだけシンプルな方が安全ってことです。
3. 輪行を考えて
自転車を分解して袋に入れて電車などに乗る「輪行」。
輪行する場合にフェンダーがあると、不便といいますか… フェンダーをはずさないと分解できないので、非常に困るのです。
ですから、輪行を考えている場合にはフェンダーはつけない傾向があります。
4. お値段が高くなる
フェンダーは別売りですから、「つける」となるとお値段が高くなります。
少しでもコストカットできるようにメーカーもあれこれ考えていますので、必要ない人もいるフェンダーは、最初からつけない。
別売りにすることで、コストカットを果たしています。
5. 必要ない
「あると便利」という結論とは矛盾しますが、フェンダーが必要ないという意見も多いです。
たとえば、スポーツや趣味として自転車に乗る人の中には、「天気が悪い日は乗らない」って人も多いです。すると、フェンダーは必要なくなります。
また、多少の「水はね」「泥はね」は気にしない派の方にとっても、フェンダーは不要です。
「フェンダー」は不要?
じゃ、フェンダーは不要なのか? というと、そうでもありません。
天気が悪くても乗りたい人はあったほうがいい。
雨の日は乗らないって場合でも、雨上がりや水たまりがあるくらいなら乗りたいって人は、やっぱりあると便利です。
ついでに「泥はね」はイヤだなぁって思う方も、あるほうがいいんじゃないでしょうか?
重いのも、多少高価なのも気にならないし、輪行もしないって方なら余計にです。
とくに、通勤通学に使う人はフェンダーは必須じゃないか? と思います。制服とかスーツで乗る方も多いでしょうから、衣服が汚れちゃうと困りますもんね。
まとめ
今回のまとめとしては、
フェンダーが必要かどうか? は、どんなふうに自転車を使うかによって違います。
通勤通学に使いたいなら必須。主にスポーツや趣味に使うなら不要じゃないでしょうか?
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