雨の日は自転車に乗らない方も多いとは思いますが、出先で雨に降られることもあります。
雨に濡れたとき、気をつけたい愛車のお手入れについて。
愛車が雨に濡れちゃった!?
愛車が雨に濡れてしまった! そんなときに、どうしますか?
なのですが…… 自転車の表面を拭くだけで終了! しちゃうとちょっと危険です。
ちょっとした雨なら、拭くだけでOK
いやいや、ちょっとした雨くらいならこれで大丈夫。
表面についた水分を優しく拭いてあげる。これでも十分です。
ですが、土砂降りとか、雨の中でロングライドをしたときなどは、表面の水分をなんとかするだけでは不十分。
もう少しお手入れが必要です。
すごく雨に濡れた後は?
気をつけたいのは、フレームなど、自転車内部にも水が入っちゃってるかもしれないってこと。
フレームに水が溜まっているのに放置してしまうとサビの原因になります。
クロモリは特に注意! ですが、ほかの素材だってサビます。
ですから、フレームなどの中に溜まった水を抜くこれが重要です。
雨に濡れたら愛車をケアしよう
雨に濡れたときの愛車ケアは?
自転車を逆さまにして水を抜く
まずはシートポストを抜きます。で、愛車を逆さまにして置いておく。
これで水が抜けます。
シートポストを抜くときに、「シートポストがどこまでフレームに入っているか」わかるように、ビニールテープか何かを貼って目印をつけておきましょう
水が抜けた後、シートポストをそこまで差し込んだらOK! ってふうにしておくと、ポジションが変わりませんので安心です。
ホイールにも水が溜まる!
ちなみに、ホイールにも水が入ることがあります。
ホイールを降って水音がするようなら、タイヤを外して水を抜きましょう。
そのままにしておくとホイール… しかも中身からサビてしまいます。
車体を拭きましょう
全体が乾いたらあらためて車体を乾拭き。
汚れが酷いようなら、洗車もしてくださいね。
洗車や注油など、愛車のお手入れについて詳しくはこちらの記事から
お次は注油!
さてさて、これだけでは終わりません。その後は注油をしてください。
雨で濡れると、チェーンの油が流れてしまいます。ですから注油。
まずはチェーンの汚れをとって、チェーンオイルをさします。ここを忘れると大変です。
せっかくなのでチェーンオイルも目的に応じて選んでください
チェーン以外の各部にも、ラスペネとか、メンテルーブとかの水置換性の油をさすとさらにいい! ポテンシャルをしっかり発揮してもらうため、愛車を長持ちさせるためにも、注油は欠かさないでくださいね。
ラスペネとメンテルブはどう違う? っていうのはこちらから
サビの防止もしてくださいね
サビが気になる方は、サビを防止するケミカルも出ています。
海辺でも数年は大丈夫! というメーカーさん自信の逸品。スポーツ自転車、シティサイクルにかかわらず、こういうのを使うのもありかもしれません。自転車本体以外にも使えますよ。
外駐輪のあなたは?
自転車を外に停めている方は、雨が降ると愛車が濡れます。
濡れたのを放置しているとサビの原因に! 上記のようなケアをしてくださいね。
本当は屋内保管がオススメですが。。。 なかなかむずかしい。そんな場合は、できればカバーを
強い雨がふった後は、カバーの内部に雨が入っているとこともありますので、一度カバーを外して! カバーを乾かしてください。
自転車が濡れちゃっていたら、上記のケアをどうぞ。