寒い季節にコレ! なシリーズ第4弾?
自転車に乗らない時期には、こんなことに気をつけましょうってあれこれをご紹介しています。
年末年始は大掃除
年末年始にどうするか? っていいますと、やっぱり大掃除です!
お店に預けてクリーニングしてもらうのもアリですが、いろいろ考えるとやっぱりセルフクリーニングですよね。ってわけで、自分で自転車をキレイにしましょう。
コマメに自転車をクリーニングしていると、「あれ? ここちょっとヘンじゃない?」なんて、細かな変化にも気づけます。だから、自分でクリーニングしてほしいなぁなんて思うのです。
車体とチェーンの清掃→注油
自転車のクリーニングに使うケミカル(洗剤やオイルなど)はさまざま。ですが、WAKOSのが使いやすいかな? と思っていますので、今回はそのあたりを例に上げて。
「こういう走りがしたい」とか、「こういうふうに動いてほしい」と思うなら、そういう使用方法に特化した高性能ケミカルを使うのもいいんじゃないでしょうか? でもそこまでじゃないなら、汎用性の高い3本セット。あ、もちろん同じような機能のものなら、お好きなものをお使い下さいね。
基本は、下記の3つをワンセットで行うこと
1. 自転車を清掃する
2. チェーンを清掃する
3. チェーンに油をさす
まずは車体全体をキレイにする。その後、チェーンをキレイにする。車体もチェーンも、どちらもクリーニングなんですが、チェーンは油汚れがべったり付いている場所。洗浄効果の強力な専用クリーナーで清掃しましょう。
灯油を使う方もいらっしゃいますが、侍サイクルとしてはオススメしません。その理由は? 過去記事にて。
→ チェーンの洗浄に使うのはどんな方法? 灯油洗浄はオススメしません!
清掃しただけだと、チェーンに油がまったくない状態になってしまいます。ですからここにチェーンオイルをさしてあげる。これで一応完了です。
チェーンオイルは専用品(自転車用)を。なんでも「クレ556」(CRC)で済ませてしまう方も多いのですが、オススメしません。その理由も過去記事にて。
→ 愛車にパーツクリーナーやCRC使ってない? あなたの常識大丈夫ですか??
各部への注油も!
なのですが! この時期はもう少しだけがんばってほしい。「ラスペネ」とか「メンテルーブ」ってものがあります。何かって言うと潤滑剤。要はこれも油です。
どっちがどうか? どう違うか? は過去記事にて。
→ 「ラスペネ」と「メンテルーブ」ってどう違う? そのヒミツに迫る!
この潤滑剤を動く部分にさす。たとえばディレーラーとか、ブレーキレバーとか。そうすれば、動きがなめらかになりますよね。ときどきはチェーン以外の部分にも注油してあげましょう。
なのですが! どこでもさしていいってわけじゃないので注意が必要。
たとえば、リム・タイヤ・ブレーキシューにさすとブレーキが効かなくなるので危険です。ほかにも、ヘッド・ペダルの回転部・ハブ・ボトムブラケットなどにもさしません。ここは油じゃなくてグリスを使いましょう。
便利な道具も活用
クリーニングにはいろんな便利な道具もあります。
たとえばブラシ類、使いやすいマイクロファイバータオル、自転車の下に敷くマットなどなど。お家でクリーニングする場合は、こういうのを利用するのもオススメです。