自転車には… というか「自転車のタイヤ」には指定空気圧があります
この空気圧管理がすごく大事! そんなお話を自転車店の知恵袋からお届けします
- 乗り心地が良くなる
- 走行性能アップ
- パンクの危険性ダウン
- タイヤ・チューブが長持ちする
きちんと管理すれば、こんないいことが! なので、しっかり管理お願いします
タイヤごとに「規定空気圧」がある
自転車には「規定空気圧」があります
正確には「自転車」にあるのではなくて、「タイヤ」にあります
ロードバイクにはもちろんですが、クロスバイクにも、ミニベロにも、シティサイクル(ママチャリ)や子ども自転車にもあります
タイヤをよく見ると、それぞれに規定空気圧が書いてありますので、チェックしてその通りに入れていただくと嬉しいことがアレコレと
ポテンシャルを引き出すために
走行性能が上がったり、乗り心地がよくなったり
自転車の性能や快適性をしっかり発揮してもらうには、空気圧管理が大事
たとえば、しっかり空気を入れて転がりを良くしたり(軽快に走る)
あえてちょっと空気を少なめにしてグリップを良くしたり(MTBなどにオススメ)
適切に空気を入れて、適度なクッション性を発揮してもらう(乗り心地UP)
などなど、せっかくのポテンシャルを最大限引き出しましょう
トラブルがグッと減る
空気圧が少なすぎると、パンクの原因になってしまうのは、常々お伝えしている通り
そのうえで、空気が少なすぎても、逆に多すぎても!
タイヤとチューブが傷む要因になってしまいます
なので、長持ちのためにも、維持費節約のためにも空気圧管理がすごく重要なのです
維持費節約についてはコチラもどうぞ
0円でできるカスタマイズ
空気圧は適切に管理するものでもありますが
個人の好みや希望、条件によってカスタムする部分でもあります
空気を「多めに入れる」か「少なめにするか」で、かなり変わりますので、少しずつ入れる圧力を変えて、好みにピタッとした「いい感じ」を探してほしい! ってこと
たとえば、とりあえずMAXまで入れて乗ってみて、そこから少しずつ下げてみたりね
- 天気・路面
- 乗る人の体格
- どこを走るか?
- どう走るか?
そんな条件で「いい感じ」も変わるはずです
空気圧を変えるだけですので、カスタム費用は0円
お家で、カンタンに、0円で、何度でも、気軽にできるカスタムですので、ぜひアレコレ試して、お気に入りの空気圧を探してください
空気圧管理の方法
自転車の規定空気圧はタイヤに書いてあります
「psi」「bar」「kpa」、ときには「kgf/cm2」などの単位で記載されていますので、そこをご確認ください
わからない場合は、自転車を買ったお店、もしくはタイヤを買ったお店や、普段メンテに行っているお店で教えてもらいましょう
「タイヤ」に書いてあるものですので、タイヤが変わると規定空気圧も変わります
タイヤ交換後は要確認。たとえば前後で異なるタイヤを使っている場合は、規定空気圧も違うかもしれませんよ
空気圧の記載は?
タイヤの空気圧にはいろんな表記があります
これはタイヤメーカ各社の考え方による部分ですので、「なるほどねぇ」とか思いつつ、規定に従ってください
多いのは「○○~○○」「MIN○○-MAX○○」などのように範囲指定があるもの
「MAX○○」と、上限のみ指定がある場合や「推奨○○」みたいに、ズバリこれだ! みたいな記載もあります
タイヤに説明書が付いている場合は、空気圧についての記載もあったりしますので、説明書も要チェック
さらにハイグレードホイールを使われるなら、ホイール側に規定がないか? の確認もお忘れなく
空気圧計付き空気入れを使うべし
空気圧管理には、空気圧ゲージ付きの空気入れがマスト!
こういうのを一家に1台、ぜひどうぞ
個人的には、ゲージが上についているタイプのほうが見やすくて便利! と思っています(とくに老眼の方には…)
携帯用の空気入れでは、規定空気圧まで入れるのが難しいので… こういう「家置きタイプ」をぜひご用意ください
空気入れはコマメに
自転車は、乗っても、乗らなくても、じわっと空気が減っていきます
空気圧管理をしているつもりでも、しばらくすると規定空気圧より下がってしまうってこと
ですので、コマメに空気を追い足ししてください。もちろんその際にも空気圧チェックはお忘れなく
シティサイクルは2週間に1回程度
スポーツタイプは1週間に1回程度
楽しくて快適で、トラブルの少ない自転車ライフのために! 空気圧管理、よろしくお願いします