とくに子どもさんと一緒に来られる方に! もちろん、そうじゃなくても同じなのですが…
「店頭、店内にあるモノに、不用意に触らないでください」というお願いです。
「不用意に」触らないで!
もちろん、「触って確かめたい」という気持ちはわかりますし、そのための陳列でもあります。
ですから、必要に応じて触っていただくのはまったく問題ありません。あくまでも「不用意に」です。ちなみに不用意とは、「注意・用心の足りないこと」くらいの感じで。
気がついたら「触らないでください」とか、「気をつけてください」と注意しますが、それでも聞いていただけないとき、繰り返し同じような注意が必要となる場合、危険と判断した場合などは、お帰り願います。また、以降の入店もお断りするかもしれません。
小さい子供さんは、自転車店に興味がないことがほとんどです。保護者の方が一生懸命商品を見たり、説明を聞いたりしている間に退屈してしまうこともあります。時間のかかるご相談などの場合は、子供さんのいらっしゃらないときに来ていただくか、もう1名以上の保護者の方と一緒に来ていただけるとスムーズかもしれません。
注意しても聞いてもらえないと…
こんなことを書くのも、ここ最近、不用意に店頭・店内のモノに触る方が多いからです。
注意してもそのまま触り続ける場合もあります。また子供さんの場合は何度言ってもやっぱり触っちゃう。そして保護者の方は自身のことに夢中で、子供さんから完全に目を離している。そうでなくても、子供さんを注意したり、止めたりしないということが相次ぎました。
食べ物を持ったまま入ってきてこぼしたり、店内を走ったり、自動扉に挟まったり、道路に飛び出したり、自転車を倒したりってことも。。。
ってことで、一度書いておこうかな? と。
そして今後は、度重なる場合、危険な場合は強く注意します。さっきも書きましたが、お帰り願ったり、以降の入店をお断りすることもあります。
触ってほしくない理由は???
お店なのに、店頭・店内のものを触ってほしくないのにはいくつかの理由があります。
1. そもそも店のモノじゃないものもある
一番大きな理由は、お客様の自転車がたくさんあるってことです。これは触っていただくと困ります。ですから、少しでも触られたらすぐに注意します。
お預かりしている自転車は片付けていますが、店頭の駐輪場には当然お客様の愛車があります。また店内にも、現在作業中の自転車、修理などを待っていただいている自転車、お引渡し前後の新車・愛車などがあります。それに触れられるのは困ります。高価だからとかももちろんありますが、愛情を注いでおられる大切な愛車ですから。
「どれがお客様のかわからない」という声もあるかもしれません。それなら、すべて触らないようにしていただけるのが最良かと。触っていいものはどれか? など、聞いていただけたらご案内します。
2. 危ないモノが多い
尖ったものや刃物類もあります。指をはさむような部品もあります。またそもそも自転車はバランスが不安定です。乱暴に触ると倒れたりして危険なのです。自転車もあり、荷物類もあり… 障害物も多いですから、走ったりすると危ないです。床もつるつるしていますし、オイル類がこぼれている可能性も…
ケガしちゃってからじゃ遅いんで「危ないですよ」ってお伝えしてます。危ない作業や工具も多いですから、ホントに大ケガしちゃうかもしれません。
3. 繊細なモノ、高価なモノもたくさん
ちょっと触っても壊れてしまったり、調整が狂ったりしてしまうものもあります。店頭で一番お値段が高い自転車は20万円以上ですし、お客様の持ち込まれるものには、もっと高額なものもあります。
それらを不用意に触ったり、店内で走ったりして壊してしまった場合… また壊れるまではいかなくても、傷がついたり、汚れたりした場合には、商品をお買い上げいただくか、弁償していただきます。
お客さまの愛車の場合は、「弁償すればいい」ものでもありませんし、そもそも弁償が不可能なことだってあります。ホントにホントに大切なモノですから、他人に触られること自体がイヤってこともあります。ですから! ってことです。
弁償していただきたいわけではありません。繊細で高額なものが多い店ですから、不用意に触らないでほしいですし、子供さんから目を離さないでいただきたいってことです。
「これくらなら」と思われるかもしれませんが、その「これくらい」が致命傷になってしまうことだってあり得ます。判断はこちらでさせていただきますので、勝手な「大丈夫」という判断はお控えください。
まとめ
相変わらずの強気発言に見えるかもしれませんが… 自衛のために、そしてお店に来られる方々の幸せのためにも。
不用意に触るのはやめてください! ってことで、よろしくお願いします。