自転車店とおトクに付き合う PR

イベント前には愛車の整備を! ブレーキシューやブレーキパッド、減ってませんか?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
11885070_738871829573612_2090463419053782293_n

2015.09.06、今年も「グリムMTBフェスティバル2015 inひの」のオフィシャルメカニックとして呼んでいただきました。

お天気はあいにくでしたが、今年も熱戦をちょっとだけサポートしてきました。ちなみに侍サイクルのお客様も1チーム参加。MTBははじめての方もいらっしゃったんですが、無事に楽しく走り切れました。

ブレーキのトラブルが多いです

さて、今回多かったのは、ブレーキのトラブル。泥を噛んじゃって動かなくなったり、ブレーキシューがすべて削れてしまったり。

写真 2015-09-14 20 16 34

ちなみにブレーキシューっていうのはこういうもの。

写真 2015-09-14 20 17 17

この部分についているゴム製のパーツです。これでリム(車輪の側面)を挟んで止めるっていうのが、ブレーキの仕組み。ですから使っているうちに、じわじわっとゴムが削れていきますので、ある程度使ったら交換しないといけません。

あまり使っていなくても、放置しておくとゴムが硬化してしまいます。そうするとシューじゃなくて、リムが削れてしまいますので、やっぱり交換しなきゃダメ。

雨の日とかにしっかりブレーキを使うと、1日でシューが削れちゃったりしますので、「最近変えたばっかりだから」とかじゃなくて、コマメにチェックしていただきたい部分です。

MTBならブレーキパッドにご注意を

で、先日はMTBの大会だったわけです。

MTBはディスクブレーキが多くなってきました。ディスクブレーキの場合は、ブレーキパッドって呼びまして、金属と摩材(樹脂など)を組み合わせたものでできています。カタチもシューとはちょっと違う。こんな感じです。

写真 2015-09-14 20 17 52

自転車に取り付ける部分も違って、ここのところについています。

写真 2015-09-14 20 17 24

何がいいたいかといいますと、ブレーキパッドは外からは見えにくい! 見えにくいから、「減ってきたな」とか「変えなきゃ」って気持ちになりにくいようです。

当日、ブレーキが減って、摩材が摩耗しきってしまったうえに、金属パーツも削れて穴が開いちゃってるなんてケースもありました。

こうなると、止まらなくて危ないし、ほかの部品が壊れてしまうかもしれません。ホントに危険! ってこと。だからしっかり事前にブレーキパッドの状態をチェックしてほしいのです。

今回のMTB大会、ずっと雨の予報が出ていました。ですから「雨だ」と思って動いておられたはずです。その場合は、「いつもよりもブレーキが減るな」と判断して、事前にパッドを変えるなど、できる範囲の準備をしていただきたいのです。

まぁ悪天候じゃなくても、「最近ブレーキが効きにくいな」とか、「ちょっとブレーキに違和感が」って思ったら、そうでなくても「あんまりシューやパッド変えてないな」って場合はいつものお店に持って行って相談してください。

イベントの前は車体の整備を忘れずに

事前車検が必要なイベントも増えていますが、車検があってもなくても! イベントに出る前には、しっかり整備や準備をしていただきたいって思うのです。

ご自分でできる方はご自分で、そうじゃない方はお店で。

安全・快適・楽しく走るためには、愛車がしっかり整備されているって必要最低限。しっかり整備してからイベントにのぞんでくださいね。

ABOUT ME
侍サイクル
彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。