いまさらな話で恐縮ですが
自転車の楽しみ方は人それぞれ。
「どうしなきゃいけない」っていうのはありません。
自転車は自由だーーー
まぁ最低限、守ってほしい… というか、絶対に守るべきことはあります。たとえば、交通ルールやマナーを守る、安全に気をつける、人に迷惑をかけないとかね。
でも、それさえクリアすれば好きに遊んでいいんです。
「速く走る」「長く走る」「機材にお金をかける」「レースに出る」「チームに入る」「イベントに参加する」「新しい自転車を買う」「誰かと一緒に走る」「メンテなどを自分でする」… すべては、やりたかったらやればいいですし、やりたくなかったらやらなくていいこと。
楽しみのひとつとして、「こういうことやりません?」とお誘いや提案はしますし、お店でイベントを実施している以上は「来てくださいよ~」っていう気持ちもあります。まぁ自転車店なんで「あれ買いましょうよ」とか、「新車いいですよ」って話もときにはします。
でも! すべては、やりたかったらやればいいですし、やりたくなかったらやらなくていい。それはもう絶対です。
自転車は堅苦しいものじゃない。どう楽しまなきゃいけないなんて、ホントにありません。
好きじゃなくなっちゃったり、飽きちゃったりするのは残念ですが、そうじゃないならなんでもOK。なんだったら乗らなくてもいい。愛してんだったら、乗らなくたっていいんですよ! って。
クロスバイクはこうだから…
やっぱロードバイクじゃないとね!
MTBはこうだよね
って方面の思い込みも多いです。
もちろん、車種が違えば目的も違いますから、それぞれ得手不得手はあります。やっぱり「毎日、片道30kmくらい乗る」と言われたら、「クロスより、ロードの方がいい」と一般的には考えますし、「山に行かないならMTBなんていらないんじゃ?」とも思います。
が、それだって自由でいいんです。一番ピッタリかどうかは別として、楽しければそれでいい。だからMTBで街を走ってもいいですし、ちょっとしか乗らなくたってロードバイクを選んでいいんです。
窮屈に思ってるのは残念です
そんなことわかってる!
って思うあなたはいいのですが、そうでもない方も多いんじゃない? なんて感じてたりして。
何かに凝り固まったり、思い込んだりして、窮屈になっている方が多いような? だから「自由に楽しんでいいんだよ」って声を大にして言い続けます!
安全面だけはちょっとうるさいですし、聞かれたら「こっちがいいかも」とお話したり、「これがオススメですよ」ってご提案はします。でも、ホントに好きに楽しんでもらいたい。侍サイクルはそう思っています。
自由に楽しめ
自転車って、決まりはない!
とか言われると、かえって迷ってしまうあなたには、それはもうたくさん提案します。それに乗ってもよし、断ってもよし。
こんなことを書くのもヘンに思いますが、「こうでなきゃ」「こうあるべき」的な決め付けを、ちょっと感じちゃったりもして。それはお客さまというか、自転車好きさんサイドの話でもあり、一部の自転車店の思惑のなせるワザでもあり、自転車マスコミの誘導的なものだったりもします。
でも、そーゆーのが窮屈に思ったら、「自転車は自由」って思い出してほしいというか。
なんというか救われてなきゃあダメなんだ
大好きなマンガ『孤独のグルメ』に、「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず 自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ 」ってセリフがあります。
自転車も同じ。「自転車はね、誰にも邪魔されず 自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ」ですよ。いやホントに。
窮屈だなって思ってる方に
そして、自転車は自由だ! って思う方に
お店に来てほしいなぁ。なんて思うのでした。