ぱっと見、謎なこの商品。何に使うものかおわかりでしょうか?
そんなお話。
このグッズ、どう使う?
自転車から降りたら使おう
このグッズを使うのは、自転車に乗ってないときです。
正確には、自転車を降りて歩く時ですね。
ビンディングシューズを履いている人が、降りて歩く時にクリートという部品を保護するため、歩きやすくするために使うのがこの商品。
ロード用クリート(SHIMANOでいうならSPD SL)にはめるカバーだから、その名もズバリ「クリートカバー」。
「クリート」について
自転車に乗る時に「ビンディングシューズ」という特別なシューズを履くことがあります
この靴の裏には「クリート」と呼ばれる部品が付いてます。
クリートっていうのは自転車をこぐ時に、靴に装着して使う部品… くらいの認識で大丈夫! クリートとペダルを合体させることによって、靴(足)とペダル(自転車)が固定されて、漕ぎやすくなるってことです
クリートには「赤」「青」「黄」の3色あって… なんて話はまた別の機会に。
ちなみにクリートにはいろんな種類がありまして、基本はペダルに準拠します。
「ロード用」といわれるのは、SHIMANOのペダルならSPD-SL。
他のメーカからは違う形のものが出ています。
メーカによってクリートの形状が違いますから、カバーのカタチも変わります。
カバーに「◯◯用」などの表記がありますので、それをきちんと見て買いましょう。今回は基本的にSPD-SLのお話です
俗に「MTB用」などと呼ばれる、SPDはこんなカタチ。
クリートで歩くデメリットは3点
クリートが減らないように…
さてこのクリート。樹脂でできていますので、歩くと減ります。アスファルトとかで削れていってしまうんです。
ある程度以上減ると買い替えです。できるだけ減らしたくないなら? ってこと
滑りにくく、歩きやすくする
クリートって、とにかくよく滑ります。
つるつるした床はものすごく歩きにくいんですって。
とくにラーメン屋さんなどのちょっと油っぽい床や、掃除中や雨の日のコンビニなどのような「つるつる + 水分」は最悪。
少しでも歩きやすく、安全にするには? ってこと
建物に迷惑をかけない
樹脂なので大丈夫! とは思いますが、通常の靴底に比べればやっぱり硬い樹脂素材。
お店や建物の床を傷つけることもあるかもしれません。
傷はつかないまでも、とにかくビンディングで歩くとウルサイ! のは事実です。
樹脂を床に打ち付けながら歩くので、カチカチカチカチいうんですよね。これって結構迷惑です。
デメリットの解消法は?
デメリットをどうするか? っていうと、こんな感じ?
- 歩かないようにする
- 別の靴を持参して履き替える
- カバーをつける
1番と2番はなかなか現実的ではありませんから、やっぱり3番がオススメ。
クリートカバーなら小さいですし、サドルバッグなどにそっと忍ばせておきましょう。
SHIMANO製のものもありますが、写真のクールカバーズのものもあります。
これがいいのは、持ち運びしやすく、はめやすい形状。ちょっと工夫されているんですねー。個人的にはこっちの方がオススメです。
クリートカバーを使うタイミングは?
そんなマメな方もいらっしゃいますし、クリートを減らしたくないならそれが正解!
って人なら、ポイントを絞って使うのがいいんじゃないでしょうか?
ポイントは「たくさん歩く」「施設に入る」とき。とくに大きなスーパーやモールは床が滑りやすいですし、傷つけやすいので、カバーがあると便利です。
とりあえず1つ持っていると安心。サイクリングの時には携帯してくださいね。