自転車のプロショップ。「プロショップなら大丈夫」と思いがちですが、そうでもないから注意してね! ってお話。
プロショップって、なに???
スポーツ自転車専門店のことを、よく「プロショップ」っていいます。
自転車屋になる前から、違和感あったんです。この言葉。
「プロショップ」って、一体なんなの?
どんな店がそうなの?
「プロ」って何??? って。
なーんか不思議なので、侍サイクルはプロショップって言葉は使いません。
どんな店がプロショップ?
で、まずはプロショップって言葉の意味から。
こと自転車店に関して、プロショップって言葉に定義はないようです。まぁ技術者に国家資格のひとつも存在しない業界ですので、明確な定義なんてあるはずありません。だからすべてのプロショップは、「自称プロショップ」です。「プロショップって名乗ったら、どこの店でも今日からプロショップです」って世界ですね。
基本的には専門店で、高度な知識や技術を持っている(スタッフやオーナーがいる)店って感じ。
自転車業界ではスポーツ自転車専門(もしくは中心)店で、技術が確かだ! くらいの意味でしょうか? 自転車店だけじゃなくて、他のジャンルでもある言葉みたいです。
まぁだから、その点でいえば、侍サイクルはプロショップなんでしょう。
雰囲気だけやん! っていう
でも、やっぱりよくわかりません。
何がって、実態がないように思えるから。雰囲気だけの言葉に感じるから。だって、「こうだからプロショップです」って定義もないんですから、言葉に何の意味もないってことです。「こだわりの自然派素材で作る、地産地消のランチが好評。大人ムード漂う隠れ家カフェ」くらい雰囲気だけ。ついこんなの書いちゃうのはわかりますが。
要は、「プロショップ」を自称しているからって、十分な知識も技術もないかもしれないってことです。
「プロショップだから大丈夫」って安堵にはなんの根拠もないってことです。
あ、もちろん、ほとんどのプロショップ… いや全部? のプロショップにあるとは思うんですよ、十分な知識や技術が。フツウに考えるとそれが当然ですし、そうあってほしいです。
ただ、この言葉にはなんの意味もないってことです。
あと、自転車以外の業界のことはわかりません。だから的外れだったらすみません。でも、自転車店に限ったら「プロショップ」ってやっぱりわからない言葉なんですよね。
まとめ???
今日のまとめはこんな感じで。
プロショップは実態のない、雰囲気だけの言葉です。
だから、プロショップだからって、ちゃんとしてると思っちゃ大間違いの可能性がありますので、気をつけて。
もちろんプロショップじゃない店にも、ちゃんとした店はたくさんあります。だから「プロショップかどうか」では判断できません。
侍サイクルはこの言葉はキライなので、プロショップではありません。