手組みホイールが完成してご満悦な店主メカタ。
手組みホイールのご用命は引き続きお待ちしています。「こういうホイールにしたい」「こういう機能がほしい」をご相談しながら決めていきましょう!
「自分でやってみたい」もサポートします
さて、ご自分で愛車をメンテしたり、コンポを載せ替えたり、カスタムしたり。フレームを買ってアッセンブルしたり… 愛車をご自分で触る方が増えています。
工賃がもったいないから… なんて話もありますが、ご自分で改造したり、お世話したり。自転車の世界じゃなくても楽しいものです。少しずつ知識や技術を身に着けて、できることが増えていくのって、すごく達成感がありますし、これもまた楽しみ方のひとつですよね?
よく「自分でやってみたいんだけど」って相談を受けます。
侍サイクルではいろんな講座をやっていまして、そこに「バーテープを巻いてみよう」とかもありますが、「こういうことがやりたい」って言ってくださったら、講座の範囲でいろんなことをお伝え? 伝授? しています。
ハンドルの交換とか
ディレーラーの調整とか
今までもちょこちょこご要望があり、チャレンジしていただきました。
「教えてほしい!」方は、こういうのをご活用ください。
セルフメンテに一番必要なものは?
で、「自分でやってみたいんだけど」の場合は、いろんなものが必要です。
たとえば、パーツ交換する場合、当然パーツは買いますよね? それ以外にも…
・工具
・知識
・技術
・スモールパーツ
こんなものが必要です。
でも、一番必要なのは「ちゃんとできているかどうか?」を判断する方法じゃないのかな? って思うんです。
パーツを交換してみた。多分ちゃんとできたと思う。
その場合は、本当にできているのか? 確認しないといけません。ちゃんと動いている? 危険のない状態になってる? なんてことを。
そんなのカンタン
誰だってできる
そう思うかもしれません。でも、お店に持ち込まれる自転車の中に、結構なパーセンテージでちゃんとしていない自転車が混じっています。「ここ、ご自分で触りました?」と聞くと、「はい」とおっしゃる。そんな箇所がちゃんとしていないんです。
締め付けが不足している
必要なパーツが入っていない
組付け方が間違っている
機能が発揮できていない
そんな感じの自転車がたくさんあります。これって、「ちゃんとできているかどうか?」が判断できていないってことです。
判断ができていないと、メンテやカスタムした後の愛車が危険な状態になってしまったり、必要な機能が発揮されなかったり。とにかくいいことありません! 判断する方法を探してください。
誰に判断してもらう?
「ちゃんとできているかどうか?」の判断は、ご自分で正しくできるのがベストかもしれません。でも、「できてるに決まってる」と過信するのは危険じゃないですか? だから、人の助けを借りるのがいいんじゃないか? と。
一番はやっぱり信頼できる自転車店に持ち込むことだと思います。きちんと判断してくれるでしょうし、ダメなら修正もしてくれる。まぁ、どうしたって工賃はかかってしまいますが。
工賃といえば、ご自分でメンテやカスタムをされて、自転車店に持ち込んで、修正箇所が多かったら… のお話ですが、最初から自転車店に持ち込むよりも割高になってしまう可能性もあります。
だって、最初から持ち込んだら「ゼロ」→「プラス」にするだけですが、状態が悪いと「マイナス」→「ゼロ」→「プラス」にしないといけないかもしれませんから。もちろん出来上がりが優れていればいるほど、工賃も下がるでしょうから、上達のモチベーションにもなる? かもしれません。
詳しい友人に頼む手もありますが、そもそもその友人は本当に詳しいのか? 判断できませんし、「なんかおかしい」場合の修正ができるかもわかりません。もちろん、本当に詳しい友人・家族・知人がいらっしゃるなら、その方に頼るのもいい方法。
まとめ
とにかく、とくにはじめのうちは「自己流で大丈夫」と思うのではなく、メンテやカスタムの結果が思い通りになっているか? 第三者の目を通していただけたらなって。見てもらって、ときに修正もしてもらって、修正の様子を観察したりもして… そうしながら上達していくんじゃないでしょうか?
危険な状態の自転車
イマイチな状態の自転車
そんな自転車が減って、安全で快適な自転車ばかりになることを切に願います。