「要らない」って人も多いけど、でもホントはすごく大事なリアライト。
夕方~夜や、早朝などの「暗い時間」に走る人はもちろん、そうじゃない人にも使ってほしい
後ろから来るクルマに気づいてもらおう
実は「クルマに追突された場合の事故」。追突以外の事故と、追突事故とでは死亡率が4倍にも増えてしまうそう。
前や横から来るクルマは、自転車からも見えているので回避行動を取ることができますが、後ろからの追突はどうしても不意の事故になるため、ダメージを受けやすいんです。
ドライバーにアピールだ
さらに、事故の78%は「ドライバーの発見の遅れ」によって発生しているとの調査もあるそうで…
となると大事なのは「クルマに気づいてもらう」こと。前、横、そして後! いろんな方向にアピールして「何かいる、注意」って思わせるのが重要ポイントです
だからこその「リアライト」。夜はもちろん、昼でも光らせて後方から近づき、追い越しにかかるクルマにアピールすべし
デイタイムライトを使おう
最近流行りの(?)昼でもライトをつける「デイタイムライト」という考え方があります
前のライトも、後ろのライトも、昼でも点灯、もしくは点滅・明滅させて、さらに安全性を高めようとするもの。
ただしこれ、結構明るめでないと昼は見えない。なのでデイタイムライトには結構明るめがいいんじゃないのかな? と。
各社からいろんなリアライトが
各社からさまざまなリアライトが発売されています。それぞれかなり考え方が違いますので、見た目も、機能も、明るさもさまざま
ってことで、いろんなブランドの代表的な? おもしろい? リアライトをご紹介
実際の光り方などは動画でどうぞ
CATEYE「VIZ300」
CATEYEの店頭販売専門「VIZ300」
特徴はこんな感じで、とにかく明るい! デイタイムライトにもピッタリの明るさです
- 最大300ルーメンとかなり明るめ
- デイタイムライトとしても活躍
- 約300度の広い配光で横にもアピール
- いろんな自転車に装着OK
今までのリアライトが暗いなぁと思っていた人にはすごくオススメじゃないでしょうか?
LEZYNE「ZECTO」
LEZYNEの「ZECTO」シリーズ。
少しずつ仕様違いのものがありますが、どれもデザインはほぼ同じ。最大80ルーメン、3LEDを搭載したコンパクトな円型リアライト
- 80ルーメンのデイタイムフラッシュ搭載
- 2年間の交換保証
- 3つのLEDライトを配したデザイン
- ボディは高級感あるCNCアルミ使用
こちらも日中の使用を考えたモデル。デイライトフラッシュモードをはじめ、点灯パターンがすごく多いので「より見やすく」「より好みに」使えそう。
自転車に装着するだけでなく、バッグなどにもつけられます。
MUNI「カラビナライト」
アクセサリのように気軽に使えるというコンセプトの「MUNI」シリーズから「カラビナライト」。
- アクセサリーのようにいつもそばに
- 多様な場所に簡単に装着して安全に
- 自転車はもちろん、服や鞄にも
点灯パターンは少ないですが、気軽に使っていただくならこういうのもありかも!?
自転車のシートレールはもちろん、服や鞄にも取り付け可能。いろんなところに装着して、夜のウォーキングやランニング、ワンコの散歩などなど多彩に使ってください
カラーは4色。いろんな色があって、ぼんやり光ってくれます
CROPS「TL600MU」
今回一番の変わり種が、CROPS「TL600MU」。
リアライトと同時に、ウインカーにもなっています。グループライドのときなどにも使えそう
- ワイヤレスでウィンカー操作
- オートモード搭載
ウインカーのコントローラーはハンドルに装着しますので、ハンドルに余裕がないと使えないかも? コントローラーは電池式です。
オートモード搭載ですので、暗さと振動を感知して自動点灯してくれます。ついつけ忘れる/消し忘れることも多いので、オートモードがありがたい人も多そう
knog「COBBER」
横に対してもすごく明るいknog「COBBER」
写真で見ても、横にいる人が真っ赤になっているのがわかっていただけるかもしれません
- 今までにないRデザイン
- 330°の視認性を実現
- シンプルデザインでどんなバイクにもマッチ
- 本体全面にLEDを配置
- 豊富なライトパターン
シンプルでカッコいいし、明るいのでオススメ… なのですが、リアライトはちょっと背が高い(シートポストを長めにできる)人しか使えないかも? とか、サドルバッグをつけたら見えない? などというちょっとした問題があり…
おすすめできる人は減ってしまうのですが、自転車をシンプルに乗る、スマートな方にはすごくいいのでは?