春や秋などの「いい時期」や、長い休みのタイミングなど、「久々に自転車でも乗るか?」ってタイミングがあります
そんな時、乗る前にぜひ愛車のチェックしてください!
久々に自転車のるか? と思ったら
気候のいい時期に多くなる相談は「久々に、自転車でも乗るかと思って引っ張り出してきたんだけど」というご相談。2~5年くらい乗らずに放っておいた方が、「久々に乗るぞ」ってケースです。
久々のサイクリング、自転車生活、自転車散歩… とっても嬉しいです。ぜひ楽しく再開してください! と言いたいのですが、その前にちょっとだけお時間ください!
乗る前にできれば、いや絶対にメンテナンス! していただきたいのです
どうしてメンテナンスが必要?
ノーメンテでしまい込んでいた愛車。載ってなかった期間が長いほど、置いてあった環境が過酷だったほど、いろんな部分が劣化している可能性が高くなります。命や安全にかかわる部分もありますので、しっかりチェックして、悪くなっている場合は直してから乗っていただきたいのです。
外に置いていたり
雨や日光にあたっていたり
ホコリが多い場所だったり
冬に0度以下、夏に40度以上になるようなところだったり
そんな場所で保管していた方は特にご注意ください
- 見た目
- ゴム関連部分
- オイルやグリス類
チェック項目は主にこんな感じです
1.まず最初は見た目をチェック
まずはザッと「見た目」をチェック。大事なポイントはサビなどが出ているかどうか? です。室内保管の場合はそれほど問題にならないかもしれませんが、屋外や半屋外の場合は問題が起きている可能性も。
見た目がキレイならいいのですが、「どう見ても状態が悪い」などの場合は自転車店へ。メカ類がきちんと動くかどうかの点検もしなければなりませんし、チェーンやワイヤ類などは錆びていると動きが悪くなりますので交換も視野に入れていただきたいです。
2.お次はゴム関連部分を確認
パッと見はキレイでも、ゴム製品は経年劣化している可能性があります。紫外線の影響も受けやすいので、外に置いていた場合は影響大!
タイヤやチューブ、さらにブレーキシュー。この部分は「走る」「止まる」に直結する部分ですので、劣化しているようでしたら交換を。ひび割れが発生しているなど、見た目に異常がある場合もありますが、見た目大丈夫でも固化していることもあります。
例えばブレーキシューが硬くなっていると、ブレーキが効きませんし、ホイールのリムが削れてしまう場合も。新しいものに変えると安全に走れます。
またグリップもゴム製なことが多く、ベタベタしたり、溶けて変形している可能性も。お安いものもありますので、我慢するよりも交換したほうが幸せ度がアップしそうです
3.オイルやグリス類も忘れずに
自転車のオイルが切れていたり、グリスがなくなっていたり、もしかしたら固まっていたりすることもあります。
オイルをさしたり、グリスを足したり。そんな小さな作業も、安全・快適に走るために、自転車を長持ちさせるためにもとって大事な作業。
ほかにも、ゆるみやガタがないかなどもチェックしたい。ネジがゆるんでいたり、変形していたりすることもありますので。
難しいって人や、異常がある場合は自転車店へ
ご自身でチェックできる方はご自分で。でも「むずかしい」「できないよ」って方は、購入した自転車店か、お近くの自転車店にどうぞ。もちろんチェックで異常がみつかったり、パーツを変えた方がいいって思った場合、オイルなどのケミカル類が欲しい場合も自転車店へ。
チェックやメンテを受けておけば、久々の自転車ライフが安全で楽しくなります。