自転車にはたくさんの消耗品が使われていますが、一番買い換えることが多いのが、タイヤとチューブじゃないでしょうか。
このタイヤとチューブにも、サイズがあります! ってお話
タイヤ・チューブにはサイズがあります
自転車のタイヤにも、チューブにもサイズがあります。
そんなお話もありますので、今一度。
- タイヤ・チューブにはどちらもサイズがあります
- 違うサイズだと使えません
タイヤやチューブを買う時には、事前にしっかりサイズを確認してください。
サイズは「大きさ(直径)」と、「太さ」の2種類を
そしてチューブはさらに、チューブ長もチェックしてください。
大きさ(直径)はとーっても大事
まずは大きさ(直径)。
「27インチ」「20インチ」などのインチで表現する場合と、「700C」とか「650C」などと表現する場合があります。
ロードバイクやクロスバイクなどは700Cが標準的。
ちなみに写真のチューブは「700×18-23C」なので、700C用のチューブになります。
MTBはいろいろありますが、最近は27.5インチが流行っています。29インチも人気がありますね。
シティサイクル(ママチャリ)は、26インチか27インチが中心。でも24インチもよくあります。小径車はいろんなサイズがありますが… 20インチが一番多いかも。ちなみにBROMPTONは16インチです。
直径が違うと、当然使えませんので、まずはしっかり直径を調べてください。
太さも必ずチェック
次に太さです。
同じ直径でも太さが違うとタイヤやチューブの種類も変わりますので、こちらも確認必須です。
数が小さいと細くて、大きくなると太くなります。
700Cの場合なら、「700×23」「700×25」「700×28」「700×32」などがよくあるサイズです。
チューブはある程度、互換性があるように作られています。が、それでもきちんと確認しておかないと、ムダなお買い物になっちゃうかもしれません。
写真の「700×18-23C」は、18~23の間なら使えるってことです。
サイズはあってても… の罠
ここでむずかしいのは、同じ直径でも2種類あったりすること。
とくに20インチでよくあるのですが、20インチなのにタイヤやチューブがあわないってことがあります。
それはなぜか? というと、20インチにも数種類あるから。
同じ20インチのくせに、直径が微妙に違うってパターンがあるのです。よく聞くのは2種類、細かくいうと7種類にもわかれるんですって。
まぁよくあるのが「406」と「451」の2サイズ。この部分も超重要で、間違うと使えませんので、しっかりと確認してください。
サイズを知るにはどうする?
タイヤやチューブのサイズを知りたいときはタイヤに注目。
どんなタイヤでも、タイヤのサイズと入れてほしい空気圧が書かれています。
その表記を見て「このサイズなんだな」とおぼえていただく。
わからなかったら自転車全体、もしくはタイヤ部分だけ外してお店に持っていけば大丈夫ですし、「サイズってどれですか?」って聞いていただけたらお知らせもします。
自転車の種類がわかれば、カタログやWEBでの情報からも調べることはできます。でもタイヤやホイールを変えておられる場合もありますので、情報を信じてしまうのも危険。やっぱり現物を見るのが一番です。
「サイズ? わからないや」と思ったあなたは、自転車やタイヤと一緒にお店に行ってみてください。