リア(後ろ)ライトは、自動点灯タイプってのもありですよね? ってお話。
リアライトはどうして必要?
まずは、どうしてリアライトが必要か? ってことから。
道路交通法的には、赤い反射板さえついていれば問題ないとされています。でもこの反射板、ちょっと弱いんですよね。何が弱いか? といいますと、ライトで照らしてもらってはじめて威力を発揮するものだし、ある程度近づかないとダメだから。
自転車、とくにスポーツ自転車に乗るとき、主に車道を走る方が多いはずです。同じ車道を、自転車よりも速度が速いバイクやクルマも走ります。となると、彼らに対して「ここにいますよ!」って合図を発しなきゃ危ない。そのためには、反射板よりも自分で光るライトがいいんじゃないかな? ってワケです。
クルマやバイクに引っ掛けられる事故を減らすためにも、リアライトを使ってほしいと思うのです。
勝手に点くかどうかが大問題
リアライトにはいろんな種類があります。
が、ひとつの大きな違いは、「勝手に点くか」「自分でスイッチを入れなきゃダメか」というもの。
スポーツ自転車のフロント(前)ライトには、あまり自動点灯はありませんが、リアライトには自動点灯が多く用意されています。
自動点灯っていうのは、スイッチを入れておけば、必要なときに勝手に点いてくれる機能。周囲が暗いこと、動いている(振動がある)ことの主に2点を感知して、ライトをオンしてくれるってものです。
自動点灯タイプは、どうして人気なのでしょうか?
それは、自分で点けなくてもいいからです! って、当たり前やーん。ですが、ホントにこれって重要です。
自分で点けないパターンには大きく2つあります。
1つは、忘れちゃっている。もう1つは、面倒くさい。
点けるのを忘れちゃう
忘れちゃってるパターンは、もう言わずもがなです。
暗くなったら、リアライトを点灯させなきゃいけないんですが、すっかり忘れて走っちゃってる。
忘れてんですから仕方ないんですが、危なくって仕方ありませんよね? 暗くなってきたらスイッチを点ける。かんたんなようで忘れがちです。
ちょっとズレますが、「どのくらい日が落ちたら点けようかな?」と考える必要がないのもありがたい。ライトのほうで勝手に点いてくれるわけですから。
面倒くさいから点けたくない!
もう1つは、面倒くさいってパターン。
暗くなったら、止まったときにリアライトを点ける。これだけだったらそんなに面倒じゃないんです。じゃ、どんなときに面倒なのかといいますと、お昼に暗いところを通るとき。
そう、トンネルなんかを通るときには昼でもライトを点けます。フロントライトは基本的にハンドルについていますので、気軽に点けたり消したりできます。しかしリアライトはちょっと点けにくい。
だから、トンネルに入る前に止まって、自転車から降りてライトを点け、トンネルから出たらまた止まって、降りてライトを消す。これって面倒くさいですよね?
自動点灯なら、トンネルに入って暗くなったのを感知して勝手に点いて、出たら消えてくれるので、面倒じゃない。ありがたいなぁってことも多いようです。
まとめ!
リアライトがあったほうがいいのは事実ですが、自動点灯がいいかどうかはその人次第。
リアライトを選ぶときの参考にしてみてくださいね。
ちなみに写真で店主メカタが持っているのは、最近新しく出たCATEYEのPAPID3 AUTO。もちろん自動点灯タイプです。同じカタチで自動では点かないタイプもあります。
かなり明るめで人気のこのライト、選択肢に入れてくださいね。