シーラントって何? なんて話が時々ありますので、シーラントのお話
シーラントには2つの意味合いがあります。
「1」をイメージすることが多いですし、その専用品もありますが、「2」の目的もあります。今回は「2」のお話がメイン。
- チューブレスタイヤに入れて隙間を埋めるケミカル
- チューブにあらかじめ入れておくパンク防止剤
スポーツ自転車も、それ以外も、タイヤにシーラント剤を入れておくと、パンク防止剤になっていいですよ! というのが結論です。
詳しくは下記でどうぞ。
チューブレスタイヤ専用シーラント
まずは「1」のお話から
チューブレスタイヤにはシーラント
スポーツ自転車では、「チューブレスタイヤ」と呼ばれるタイヤを使う人もいます。MTBやシクロクロスで選択する人が多いです。
その名の通り、チューブを使わないタイヤですから、パンクしにくく走行性能が高いなんていわれます。が、専用のホイールやタイヤでないとダメなどなどデメリットもあります。
このタイヤの話は今回は本題じゃないので、またの機会に。
このチューブレスタイヤには「シーラント」を入れることが多いです。またチューブレスレディ(チューブレスにも対応したタイプ)には、シーラント必須です。
オススメのシーラントは?(1)
店主メカタがすごく気に入って使っているのは、イギリスからやってきたシーラント「IMEZI」
試しに使ってみたところ、これがもう!
すごく使いやすくってすっかり魅了されています。
このシーラントのメリットは?(1)
このシーラントの特色は「超! 強力」「超! 効力」「超! 持久力」。
取り付け時に素早くシールしてくれて、タイヤ全体に密着。タイヤの寿命も長持ちさせてくれる逸品なんだとか。
- タイヤやホイールを選ばずスパッと素早くシールしてくれる
- アンモニアなし・アレルギーなしで環境にも優しい
- 水で洗い流せる
お店なので、個人の方よりもいろいろなタイヤ、ホイールにシーラントを入れているはず。
中にはやっぱりうまくシールしてくれないものや、時間がかかってしまうものもあるんです。
でもこの「IMEZI」だとスパッと素早くシールしてくれるので、安心。
失敗が多いとか、上手く使えないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
ロードバイク用
MTB・グラベル用
2種類ありますのでご注意を
オススメのシーラントは?(2)
いろんなタイプがありますが、フィニッシュラインがタイヤシーラント剤ブランド「MULTI SEAL」とコラボした、このシーラントはいかがでしょうか?
このシーラントのメリットは?(2)
白い液体に、黒い何かが入っています。この黒いものは「ケブラー」つまり繊維だそう。これのおかげで、従来品よりも強化されています。
- ケブラーで強化され、気密性が高い
- ラテックスを使用していないので攻撃性が低い
- 水で洗い流せる
なんて感想もあったりして。
パンク防止剤としてのシーラント
パンク修理剤として、通常のタイヤに使うという方向性も出てきました。
スポーツ自転車でも、一般車でも、チューブに入れておけば安心感が増します。
パンク防止剤として一般的なチューブありタイヤは使えない、チューブレスタイヤ専用シーラントもありますので、ご注意を
オススメのシーラントは?
EVERS(エバーズ)の自転車パンク防止剤「スーパーシーラント」。
このシーラントのメリットは?
メリットは、どんな自転車にも使えて、パンク予防になってくれて、いつまでも使えること。
- 6mmの穴まで防ぐ
- チューブ、チューブレス、チューブレスレディに対応
- 天然成分100%でリム、タイヤを傷めない
- 水で簡単に洗い流せる
- 硬化しない
本当にいつまでも使えるかどうか? はわかりませんが、長期間使えて、リムなどへの攻撃性が低いのは事実。
パンクしないように使うのはアリです。
パンク防止剤としてはこちらもオススメ
パンク修理剤としては、マルニ(Maruni)さんの「クイックショット」もオススメです。
- パンクした後に使える
- 仏式バルブなら何でも使える
- 一度使った後も長期間そのまま使用可
メーカさんによると…
とのこと。パンクしたとき用に、1本持っておくと安心です。