寒い時期、自転車に乗らない! って方も多いはず。数ヶ月自転車に乗らない時はどうする?
そんなお話を自転車店の知恵袋からお届けします
まず、できれば室内保管してほしいというところから。そのうえでザックリ4つ
- 乗らない間にしっかりメンテを
- 保管場所の環境を整える
- サビに気をつける
- タイヤには時々空気を入れる
できれば室内保管を
雨が多かったり、雪が降ったりと何かとじめじめしがちな冬
風も吹けば、超低温にもなりますから、自転車にとっても「外保管」は過酷です
愛車を少しでもいい状態で保管するために、できれば室内保管を
難しい場合もカバーをかけるなどして、外気から守ったり、時々様子を見に行ったりなど、可能な範囲でのケアをお願いします
愛車のためにひと手間を
こんな部分にも気をつけてもらえると、さらにいい状態で春を迎えられます
乗らない間にしっかりメンテを
保管している間にしっかりメンテナンスを
「あとでメンテすればいい」と思っちゃいますが、あったかくなって「よし乗るぞ!」となってから、メンテするのは面倒ですし、せっかくの乗りたい気持ちに水をさされるのも残念
時間がたくさんある間にメンテしましょう
とくに「今、パンクしてるんだけど…」って場合は早めに修理を
パンクしている=空気が抜けてるってこと。パンクしたまま放置すると、タイヤが傷んでしまいます。
乗らなくてもパンクは直しておいてください
保管場所の環境を整える
室内保管をする場合でも、環境にはご注意を
- 結露しないか?
- あまりに低温にならないか?
- 日当たりが良好すぎないか?
結露しちゃう場所は、サビを呼びますので、時々拭いてあげましょう
低温になりすぎる環境はバッテリ類に悪影響です。e-bikeはもちろん、ライトやサイコン、電動コンポなどなど、バッテリが関係あるなら、超低温にはご注意を。外せるパーツは外して保管もありかも!?
意外と忘れがちなのが「日当たり」。冬場といえども日当たりが良すぎると、日焼けによる劣化の原因にもなります
日当たりが良すぎない場所に移したり、カバーを掛けたりするのも良さそう
サビに気をつける
放置しておくと、どうしても自転車って錆びます。
鉄じゃなくてアルミでも錆びますので、そこのところご注意を
濡れたままの放置は絶対ダメ! 湿気の多いところも要注意です
外に置いている方は、とくに「濡れると錆びる」ので気をつけましょう。
室内外にかかわらず、保管の際にカバーをかけている方もいらっしゃるはず。カバーの内側って湿気が溜まります。ときどきカバーをはずして、風通ししてあげてください
そして… できれば、自転車を保管する前に油をさしてください
この辺りを
油切れは錆の原因にもなりますし、故障や不具合の原因にもなります
汚れ落としとワックスにもなる、バリアスコートなんかもオススメです
タイヤには時々空気を入れる
長期保管中のよくあるトラブルが、タイヤのひび割れ
これは空気の抜けたタイヤに、自転車の重みが乗っかり続けることで起こるもの
まだまだキレイなタイヤなのに、サイドが裂けちゃったりして… するとタイヤ交換が必要になっちゃう。とにかく非常にもったいないのです!
タイヤやチューブが傷まないように保管するの大事
ラックなどにひっかけて、タイヤが地面と接触しないようにできるならそれで
難しいなら、乗らなくてもときどき空気を足してください。少なくとも月1回は空気を足してくださいね