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カップルで自転車を楽しみたいなら? 「マシン選び」と「配慮」が重要

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少しずつあたかかくなってきました。

この時期くらいから、ぼちぼちと新車の相談が増えてきます。そろそろ乗りたくなってきますものね。

カップルで自転車に乗るなら?

最近多いのが、「ご夫婦(や、カップル)で自転車をはじめよう」という方。

とってもステキだと思います! が、ちょっと考えていただきたいこともあるんです。

よくあるのが、「男性はたくさん乗りたいからロードバイク、女性はそうでもないからクロスバイク」って選択です。「男性はスポーティなクロスバイク、女性はもう少し日常よりの自転車」なんて場合もあります。

それぞれが好きな自転車を選んでくださるのが一番! ではありますが、一緒にサイクリングやポタリングに行く場合、ちょっと問題が発生します。

体力差に気をつけて

それは男女の体力差といいますか… まぁざっくり性差ってやつです。

ごくごく一般的な話ですから例外はいくらでもありますが、男性の方が体力があります。パワーもあります。そうすると、同じように自転車に乗っていても、差が開いて来ちゃうわけです。

ご夫婦でロードバイクに乗っていらっしゃる方でも、よく奥様が「置いて行かれちゃう」とおっしゃいます。そんな感じで、どうしても差が出てきちゃう。

これを埋めるのは、女性のがんばり、もしくは男性の思いやりです。でも女性ががんばっていると疲れもしますし、楽しくなくなる。だから男性が女性にあわせるのが平和だと思います。便宜上、男女で書いていますが、要するに体力がある人、速い人が、体力のない人、遅い人に合わせるっていうのが大事だってことです。

ここがわかっていないと、体力のある人ばっかり楽しくて、体力のない人が「もう2度と行かない!」って言い出すはめになります。

「速い人」が「遅い人」に合わせるべし

で、速い人が遅い人に合わせるんですが、これも結構大変です。ゆっくり走ると余計に疲れますし、お尻などが痛くなったりもします。

速度だけじゃありません。体力のある人は50kmくらい乗りたい。でも体力のない人は30kmで限界。そうなると、「30kmで帰る」のがベストです。いや「30kmは限界」ですから、25kmくらいのコースを選ぶのがいいかもしれませんね。

たまに聞くのが「先に行っても、待っててあげてる」って話。

人それぞれですが、それだと結局ひとりで走っているのと同じ。「ツマラン!」という意見も聞きます。一緒に出かけて楽しく過ごしたいなら、走る速度は合わせたほうがいいかもしれません。

少なくともメカタ家では「速度を合わせる」のは最低限の条件です。それが守られない瞬間、激ギレ。「もう一緒に走らない!」どころか、「お前、一回死ぬか?」くらいの罵倒を浴びせかけられることうけあいです。速度も距離もコースも、坂の量や目的地まで!

ちゃんとセッティングしないと人格否定クラスの罵倒です。なので、店主メカタは常に遅いほうを気遣いまくって走ります。それじゃ楽しくないんじゃないの? と思いますが、それでも一緒に走りたいなら… ってことです。

マシン選びも配慮して

ここで最初のお話に戻ります。

ロードバイクとクロスバイク
クロスバイクとシティサイクル

前者のほうが速く、遠くまで走れる自転車です。ただでさえ、体力やパワーで勝っている人が、速く走るマシンに乗る…… 差はさらに開きます。だから余計に遅く走って合わせる必要がでてきます。

これって結構大変です。

理想をいえば、女性がロードバイク、男性がクロスバイクの方がいいってこと。

普段の使用方法もありますので、「こうしなきゃいけない」というわけではありませんが、マシンに差があると余計に調整が必要ですので、気をつけてくださいねというご提案です。

ベストは乗りわけだけど…

本当は、よく乗る人が用途別に自転車を持っているのがベストです。1人でたくさん走る時に使うロードバイクと、ゆっくり走る時に使うMTBや小径車なんて住み分け。

体力のない方がクロスバイク、体力ある人が小径車やMTBだと差を解消してくれるのでいいんじゃないでしょうか?

ですが「何台も自転車を買いたい!」なんていうと、それはそれで家庭不和の原因になりかねませんので、オススメはしませんが…

まとめ! 配慮が大事

結論からいうと、誰かと楽しくサイクリング・ポタリングするなら、お互いへの思いやりや配慮が不可欠。

とくに体力やパワーのあるほうの人が、ないほうの人を気遣い、合わせる。それを徹底するのが、楽しく遊ぶコツです。

マシンパワーも配慮してくださいね。

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彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。