自転車に必要な部品のひとつ「ベル」。新しい機能を持ったベルが出ましたよーってお話。
ベルは必要だけど…
つけなきゃいけない割に、「ならしちゃいけない」というフシギなルールのシロモノです。クルマのクラクションと同じで、キホンはならさない、ならしちゃいけないものなんです。
ですから、歩道を滑走しながら歩行者に「どけどけ!」とばかりにベルをならすのは完全にNGです。
音を出したい時もある
でも、でもですよ! ベルをならして「自転車が来ましたよ」「近づいてますよ」と周囲に伝えたいタイミングもありますし、そうしたほうがお互いに幸せってこともあります。でも、ベルをチリンチリンとならすのはルール違反だから、自由にならすわけにはいきません。
そんな方が選んでいたのが、「熊鈴」タイプのベルでした。これなら、自然に揺れて音が出ますので、「自転車が来てますよ」って周囲に知らせることができたから。
そういう意図を持っている方にとっては、すごく便利なのですが… うるさいときもありますよね?
たとえば、夜遅くに街なかを走る場合。「うるさいんじゃないか?」と心配になってしまうかもしれません。
みんなと一緒に走る時もそうかも。みんなと一緒に走ると、ベルの音が邪魔になっちゃうこともありそうです。。
従来タイプの不満を解消
従来の熊鈴タイプのベルが「うるさいときもあるな」と思っていた方にオススメなのが、このベル。
カンタン操作で、音のON・OFFが切り替えられるんです。「業界初」という文字もあります。
山歩き用の「熊鈴」としては、以前から音のON・OFFが切り替えられるモノがあったようですが、自転車ベルとしては初なのかな? とっても便利な機能だし、人に迷惑をかけないために必要な機能じゃないのかな? と思います。
「熊鈴は便利だけど、うるさいときがあるなぁ」
「不要なときはオフにできればいいのに」
そんなふうに思っていた人は、このベルがいいかもしれません。
ただし、自転車に必要なベルは「警笛装置」としてのもの。このベルがそれに合致するのか? はちょっとビミョウだったりするのかもしれません。通常のベルを装着したうえで、サブ的に使うのがいいかもしれませんね。