よく聞かれる「直りますか?」「いくらかかりますか?」「期間はどのくらい?」って疑問。
電話やメールではお答えできません。また店頭でも肝心の自転車がないとわかりません! ってお話。
見ないとわかりません!
「(こういう状態なのですが~と説明)直りますか?」とか、「料金はどのくらいですか?」ってご質問、ホントに多いです。
バシッとお答えしたい。でも残念ですが、自転車を見て、さらにご相談をしないとお返事できません。
「ちゃんと状況を説明してるじゃない」「とりあえずザクッと教えてよ」というご意見もあるかと思います。
でも自転車を見ない状態では、ホントのところがどうなのか? がわかりませんし、原因もわかりません。
たとえるとこんな感じ?
これって、「子供が熱出てるんですけど、治りますか?」って聞かれてるのと似てない? と思うのです。答えは「診察しないとわかりません」なはず。
「風邪だと思うんですけど」とおっしゃられても、インフルエンザかもしれないし、肺炎になっているかもしれない。もしかしたらもっと重篤な可能性だってあります。
また結局風邪だったとしても、風邪の度合いや子供さんの身体の丈夫さもありますから、やっぱりわかりません。
さらには「どこまで治すか?」も問題です。ただ熱が下がればいいのか、元気に外で遊べる程度に回復するのがいいのか、それとも風邪を完治させて、さらに風邪を引きにくい体質を作るまでするのか。。。
それによって、「治るかどうか?」も、かかる費用や期間も変わってくるんじゃないのかな? と思うのです。
自転車の場合でも同じ。自転車を見ないとわからないし、しっかり相談しないと決められないのです。だから「とりあえず店に来てください」「自転車持ってきてね」になるってこと。
こんな例もあります
自転車の故障とその原因ってホントにむずかしい。
たとえば「パンクしていると思います」っていうパターン。
→ 実はパンクしていない → 空気が抜けているだけ
→ 実はパンクしていない → 虫ゴム交換で完了
→ パンクしている → パンク修理で修理完了
→ パンクしている → 穴が大きいor場所が悪いから直せない → チューブ交換
→ パンクしている → チューブが劣化していてもうダメ → チューブ交換
→ パンクしている → タイヤがぼろぼろ、パンク修理してもダメ → タイヤ交換
こんなに対応がありまして、さらに細かい作業が追加されたりします。チューブやタイヤも、サイズによってお値段が変わります。
だから、お電話で「パンクしていると思います」と言われても、「いくらかかるか?」にお答えはむずかしいってこと。「パンク修理なら●●円ですけど、見ないと正確にはわかりません」って答えになってしまうのです。
パンク修理ならまだわかりやすいですが…
「なんかヘンな音がするんですけど」
「10年前に買った自転車、乗れるようになりますか?」
なんてケースになるとお手上げです。
まとめ
いちいちお店に来るのは面倒! ってのはわかりますが、やっぱりそこは!
愛車と一緒にお店まで。でないと何もはじまりません。
そこんところ、よろしくお願いします!