自転車のトラブルで多いのが「異音がする」ってヤツです。
異音ってむずかしいけど…
この異音って、ホントに原因がいろいろで、正直なところ原因を特定するのはかなり困難。
基本は一個ずつ可能性をつぶしていく、消去法的対応になります。多いパターンとかはありますので、それからチェックしていきますが、それでも手間と時間がかかります。だから対応には工賃がすごくかかったりします。
原因はホントにいろいろありまして、パーツをごそっと変えなきゃいけなかったり、フレームに問題があったりってことも当然あります。「解消には本体の買い替えしかありません」ってことだってあります。
が、ホントにくだらない…… っていうと語弊がありますが、原因のことだって少なくありません。
お家でできる異音解消法は?
ってことで、家でできる異音の解消法?
っていうか、ここまで家でやってから店に持って行くといいですよってご提案。
これで解決してくれれば、つまんない工賃を払わなくていいかもしれませんし、早くなおって、異音にイライラしなくてすむかもしれませんって。
基本は「取り付けたものを全部はずす」こと
ライトとか、ドリンクホルダーとか、後から車体につけてるものってありませんか?
それが干渉して、もしくは原因となって、異音になっていることがすごく多いです。音ってどこから鳴ってるのか、方向性の特定がむずかしいんだそうです。「BBが鳴ってると思い込んで、後ろの方ばっかり気にしていたら、実はハンドルの辺りが原因だった」なんてこともあります。
だから「これは関係ないやろ」ってものでも、はずしてみましょう。いろんなものをはずすと、意外と収まったりしますよ。っていう、自転車店の実感です。
あとは何かの場所が変わったり、曲がったりして干渉がはじまっちゃうことも。転倒とか、自転車が倒されてたあとに異音がはじまった場合は、どっかが曲がって干渉している可能性もあります。
原因で多いのは、フェンダー(泥除け)とか。あとはサイコン関係、サイコンのマグネットってちょっと曲がるだけでスポークに干渉しちゃいますからね。サドルにつけた何かっていうのもあります。ペダルってこともありますが、ここははずすのが大変というか、専用工具が必要ですのでお店で。
びっくりしたのはハンドルに引っ掛けているカギが悪かったってケース。あれはホントに驚きでした。そんなこともありますので、小さなものでも、全部はずしてみてください。
大きな工事が必要かも
実際にお店に来ても、まずは1個ずつはずしてチェックしていきます。ですから、事前にチェックしていただけるといいんじゃないかと思います。
どれかをはずして異音がおさまったら、原因はソレ。位置を調整したり、つける場所を変えたり、曲がっていればなおしたり、その部品をあきらめたり… ですかね?
でもいろいろはずしても異音が続く、解消しないようでしたら、それこそ大きな工事が必要かもしれません。そんな場合はお店で!