自転車を分解するか折りたたんで専用の袋に入れ
電車などの公共交通機関に乗せる「輪行」
輪行は楽しい
輪行は素敵だ
輪行には夢がある
実際に輪行をすると、ものすごく楽しくもあり、トラブルもかなりあり
そんな悲喜こもごもを赤裸々に
001 時間の余裕は大事
今回のお話は「輪行の際には、時間に余裕を持って行くべし」
とくに田舎で(?)輪行する際のすごく重要な心得だ
その前段階 【折りたたみ自転車はいいぞ!】はコチラから
電車の少ない地域に気をつけろ
いざ「輪行するぞ!」となった時、意外な強敵となってくるのが「時間」
電車の本数が少ないところはとくに! 要注意なのだ
輪行って、慣れればなんということもないので「2~3分で大丈夫」「10分もあれば楽勝」なんていうけど、慣れないうちは予想外に時間がかかったりするもの
コマメに電車が走っている都会なら、少しくらいのトラブルはどってことないけど、電車の本数が少ない地域では、ちょっとの遅れが致命傷になっちゃうこともある
よく知らない場所ほど、時間に余裕を持って輪行に臨むべし
1時間に1本あれば上出来
地方に行けば、電車の本数が「1時間に1本」なんて当たり前
2時間近く電車がないことだってあるし
日に数本… なんてケースもあったりして
そんな路線で1本乗り遅れると、それはもう!
スケジュールが乱れまくるだけじゃなく、ひどい場合は終電に間に合わず、家や目的地にたどり着けないことさえ出てきてしまう
だから、慣れないうちは「10分で大丈夫」だと考えていても、余裕を見て20分… いや30分前から準備したほうがいい
早く準備しすぎちゃってヒマかもしれないけど、遅れるよりはずっといいし、駅でぼーっとするのもまた「輪行旅」のいい思い出になるから
信楽高原鐵道で
まだ「輪行」経験も浅かった頃
「信楽に行こう!」と信楽高原鐵道で出かけて、信楽を満喫
「さてそろそろ帰ろうかな?」と駅に行く
タイミングがいいのか、悪いのか、次の電車までは10分ほど
普段なら10分もあれば輪行準備は余裕のはずなので、その時も「大丈夫だろう」と思ったんだけど…
焦ると人間ポンコツになるもので、バタバタ失敗をした結果、電車に乗り遅れてしまったのだ
信楽高原鐵道って、基本1時間に1本。時間によってはそれ以上に間があいてしまうこともある
その時はたまたまだけど、大変に、本当に大変に! 残念なタイミングにハマってしまい… 「信楽駅」で延々次の電車を待つハメになった
待つ身に1時間半はツライ。駅から離れてどこかに寄りたい時間だけど、残念ながら信楽駅前にはあまりお店がなく…
どこかに行くなら、袋から自転車を出さなきゃだし、そんなことをしていてまた電車を乗り逃したら… さすがにシャレにならん
仕方ないので、信楽駅に並んだ大量の「たぬき」を見ながら、のんびりのんびり1.5時間過ごした