2日前に財布をなくして絶賛おへこみ中の店主です。
まあ生きていると色々ありますわな。ついてるときもついてないときも。晴れの日もあれば雨の日もあるように。
「あれ、なんだか雨の日の割合多くない?」と思わなくもないですが、それはもはや神様の領分ですのであまり深いことは考えない。考えない…考え…な…い…
人間ですから、失敗はするもの。この失敗を教訓にして未来に活かしていけばいいわけです。いいこと言った!メモしておいて!
ということは、人よりも失敗の多い多い多い、このワタクシであれば、未来に活かせる教訓がそれこそ山のように、ごまんとあるよ。マジほんとに。
書いてて多少悲しくはあるのですが、それはさておき。
自分の年齢も上がってきて、人生の残り時間やこれからの生き方なんかを考える時がありますわな。
突然やけに重苦しいなとは思うのですが、いやいや、やっぱり若いときと今の自分って違う、平たく言えば「衰え」を実感するわけです。
体力にしても、物覚えにしても、とっさの反射神経にしても。ひどいもんですよほんと。
若いときは「このまま一生TVゲームしながら生きていくんだな」と思っていましたが、
今や目が悪くなったり記憶力や集中力が下がったりしてゲームなんて全然できないわけですよ。
若い女子学生さんが『アーマードコア6』の話してても、「面白そうやねぇ…」と思うくらいが関の山。
画面の前に座る気力がめっきり低下してるのが今の姿なわけです。もちろん個人差はあるでしょうが。
話が少しばかり横道にそれましたが、じゃあ歳をとるって悪いことかというと、「そうじゃない」と言い切っていいんじゃない?
生きているうちにたくさんの経験・体験を重ね、知識や技術を身に着けることができました。
自分なんかはありがたいことに、そういった知識と経験を生かして、お客様に商品やサービスを提供して生活の糧を得ているわけです。
こんなに有難いことはないです。ほんと。
そんな毎日の中、それこそ前述のとおり数え切れぬほどの失敗をしてきましたので、そこから得られた経験もそりゃあもう…。
で、ふと思ったのが、「この失敗から生まれた経験や知識を誰かに伝えることもまた、新しい経験じゃないか」ということです。
偉そうに他人にものを教えられるような身分じゃあないんですが、
自転車屋さんをやっているうえで起きた、とぼけたミスやトンチンカンな失敗のエピソードも伝えることで、それはひとつのエンターテインメントたりえるのでは?
なんて思ったり思わなかったり。ちょっと真面目に言うと、その中で私の方こそ学べること、得られることがとてつもなく大きいはず。
だから、なんでも聞いてください。特に技術面に関しては何も隠すようなことはありません。
コツとかポイントのようなものだけでもお話はしますので、お気軽にお尋ねを。
ただ期待されるような「裏技」とか「禁断の秘技」とか「ウルテク」とか「ウソテク」とかはないです。いや、「ウソテク」はあるか。
技術の基本は「当たり前のことを当たり前のように丁寧に」。それ以上でもそれ以下でもないと思います。
「なんだぁーつまんねーの」とお思いのあなた。そう。つまんねーのですよ、本当に大事なことって。
そんな感じでも、聞いてみたい方はぜひ。
ただ、作業が込み入っている時やほかの方のご予約時なんかは難しいと思いますのでご相談を。
最後に、財布をなくすコツをこれをお読みのあなただけに伝授。
「財布はエプロンのポケットに入れる」。これでOK。あなたもロスト・ザ・財布。ノープロブレム。
というわけで皆さんレッツ、サイクリング