自転車に乗る時、気をつけたいことのひとつが「給水」です。
給水は超大事です
「給水」とは? そのままずばり水分を補給すること
飲むのは水とは限りませんが、走っていると失われていく水分を補っていただくという行為。
とにかく給水大事! 超大事です。ここは命にかかわる部分ですので、ホントにかなりの超重要事項。
のどが乾いてなくても飲むべし
給水のポイントは、「のどが乾いてなくても飲むこと」。これに尽きます。とにかくちょこちょこ! 一気に大量摂取にならないように、ちょこちょこ飲んでください。でないと「ちょっとのどが乾いたなぁ」ってくらいでも、持久力が下がるっていわれていますし、もう少し進むと気分が悪くなったり、熱中症になったりしちゃいますから、ご注意ください。
ちなみに「一定間隔で一口以上飲んだほうがいい」なんて言われてますし、プロ選手は1時間に500mlのボトルを2~3本飲むとか。あんなに速くも走らないんで、あんまり目安にならないかもしれませんが、そんな感じだそうです。
サイクリング中は身体からも大量の汗が出ていて、それがどんどん蒸発しています。とくに暑い時期は。帰ったら身体がザラザラになっていて、塩が浮いてるって経験は、自転車乗りさんならみんな経験済みかもしれません。汗がどんどん蒸発しちゃったから、塩だけ残っているんですね。
ですから! ホントにこまめに飲んでください。脅しとかじゃなくて本気で。
何を飲んだらいいの???
じゃ、給水って何を飲むの? ってお話。
基本は何でもいいです。
って言っちゃうと終わっちゃいますね。
あんまりカロリー過多になってもあれなんで、水とかお茶とか飲む人が多いです。
水やお茶だけだと糖分や塩分が切れてきちゃいますので、水とかお茶を選ぶなら、岩塩とか、塩のタブレットをなめたり、糖分をとったりしてください。ミネラルも足りなくなってくるので、ミネラル麦茶とかを好んで飲む方もいます。
水分とは別に塩分&糖分もとるのが面倒な方は、スポーツドリンクをどうぞ。
スポーツドリンクって甘すぎない? そういう方は甘さ控えめのスポドリを選んだりもします
「ハイポトニック」って聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、スポーツするときには、ある程度糖分を控えめにして、身体に水分補給をしやすいようなドリンクを飲んだほうがいいんですって。ハイポトニック飲料も上手に使ってくださいね
気分転換も大事です
でも、同じものばかり飲んでるとあきちゃいます。
とくにロングライドだと、ずっとちびちび同じ味だと「あきたーーーー」ってなるみたいです。気分転換が必要ってことですよね。そんなときは、変わった飲み物を選んで気分を変える。これはもう好き好きです。好きな味のものを飲んでください。だって気分転換なんですから。
強いていうなら、疲労回復という意味ではクエン酸を含む飲料? もしくは暑い日はコーラなどの炭酸飲料もいいんじゃないか? と。とくに炭酸はサッパリしていいって方が多いですし、補給を考えて選ぶ人もいるみたいです。補給という側面で、甘いミルクコーヒーが多いって話も聞きました。
甘い飲み物はオーバーカロリーの危険もありますので、組み合わせを考えていい感じに「給水」してください