「こんなご時世だから」と言い始めてから、いい加減長い
「こんなご時世」をできるだけマイナスに考えず、「こんなご時世」を楽しく遊ぼう! と少しばかり考えてチャレンジしたのが「ビワイチ」
びわ湖の北側をグルリと走り、琵琶湖大橋を渡って帰る全150kmのプチ冒険。新しく手に入れた素敵な相棒「e-bike」でビワイチにチャレンジだ!
ということで、2021年春に行ってきた「ビワイチ」の様子を、マネジャー雅の個人的なお話も散りばめつつ
体力がなくてもe-bikeなら
滋賀に住み、自転車を趣味(仕事?)にしつつも、これまで「ビワイチ」していなかったのは雑に言うと「体力がない」から。1日2日で150kmも走れると思わず、チャレンジする気はなかった
e-bikeなら大丈夫!?
でもe-bikeに乗るようになって意識が変わる
これまで60kmくらい走ったらヘトヘトだったのに、「60~70kmくらいなら結構平気」になったから。しかも普段からのんびり時速15~18kmくらいで走っていた自分が、同じくらいの気分で漕ぐと時速18~22kmくらいで走れる。つまり同じ距離を走るとしたら、早く到着できるってこと
予定としてはこんな感じ。朝8時頃、自宅のある滋賀彦根を出発。暗くなるまでに100kmほど走り、大津の「おごと温泉」という温泉地で癒やされつつ1泊。
次の日は残り50kmを走って家に戻るというスケジュール。2日目が少なめなのは「絶対疲れが残っている」からだし、50km程度なら何度も走っているから、アンパイだってこと。しかもおごと温泉までは以前にも走ったことがある。一度走った道ならさらに安心。
このご時世でも「自転車」なら
家族2人で自転車なら、密になることもないし、濃厚接触もない
お宿も空いているみたいだし、この機会にビワイチはありかも?
そう考えて準備開始。少し前からe-bikeにも、ちょっと長距離にも慣れるため、普段の走行距離を少しずつ増やし、装備の準備も整える
4月7日(水)8日(木)の休暇が2日連続でいいお天気なのを知り「この日にしよう!」とホテルも予約。溜まっていた仕事をなんとか片付けつつその日に備えた
いいお天気のなか「ビワイチ」スタート
自転車に荷物を積み、e-bikeなのでもちろん充電器も持ってスタート
朝のうちは寒くて風も強かったけど、いいお天気
正直途中までは走ったことがあるし、道も知っている。
しかも「ビワイチ」ルートには青いラインも引かれているので、これに沿って走ればいい。
のんびりのんびり走るんだ
びわ湖沿いだったり、そうでもなかったり
民家がたくさんだったり、そうでもなかったり
150kmもあるとさすがに風景もさまざま。名残の桜を愛でたりもしつつ、順調に進む。初日の目標は100kmだから、途中で休憩など挟むと8時間ほど?
結構な長丁場をときに写真や動画を撮りつつ、たまに座って休憩しつつ進む
疲れはあるけど、意外と楽しい
長く自転車を漕いでいるとやっぱり疲れる
同じ姿勢を続けるので肩や背中も痛くなるし、ずっとサドルに座っているので、お尻も痛い。ある程度予想していたし、予想の範囲内だけど…
でもやっぱり疲れるね。
とはいいつつも「楽しい」が勝っているのでサイクリング自体はすごく快適。ぐいぐい進むと風景も変わるし、e-bikeに搭載されているスピードメータの「積算距離」がぐんぐん増えていくのも楽しい
思っているよりも快調に。でも休憩というかビワイチグルメタイムも長いので、ゆっくり時間は進みつつ「彦根 → 米原 → 長浜 → 高島 → 大津」と走り抜けていく
ビワイチグルメも堪能だ
せっかくだからビワイチグルメも堪能しないと! せっかくなので「ビワイチらしいもの」を食べるぜ! と気合を入れて
「COMEDY」さんの鹿バーガー
朝ごはんは、滋賀長浜・西浅井の道の駅「あぢかまの里」で。ここは鴨や鮒ずしなど、湖北の味が楽しめる
ハンバーガー屋「COMEDY」さんの名物は鹿バーガー。鹿はお店の方が獲ってきた長浜の鹿らしい。野性味ある味わいの鹿肉たっぷり
「白ひげ食堂」さんの名物「豚汁うどん」
ランチは滋賀高島・白鬚神社 さんのすぐ近くの「白ひげ食堂」さんの名物「豚汁うどん」
豚肉たっぷりの豚汁に、うどんが入ってる… んだけど、これが想像以上に美味しくて。そろそろかなり疲れてきた身体に染み込む感じ
七味をたっぷりかけて食べるのもまた素敵
うどんだけじゃなくてラーメンもあり、辛いのもあり。そして「おでん」がまた旨いらしい。次回はおでん食べる!
「駅長さん」のおはぎも
以前から食べたかった「駅長さん」のおはぎも買った。これはお宿についてからいただきました。
小豆たっぷりの素朴な味。また買いに行きたいなぁ
90kmほど地点でトラブル(?)発生
順調に走っていたんだけど、90kmくらいの地点でトラブル発生
バッテリが切れたーーーー
e-bikeのバッテリが切れた! 自分のじゃなくて店主メカタの乗ってるのが…
このバッテリ、本当は100kmくらいもつもの。もちろん「満充電」ならという条件付き
前日の準備に怠りがあり、当日朝に急いで充電した結果途中までしか充電できず。でも「まぁ仕方ない。なんとかなるでしょ」とビワイチ決行したためのトラブル
しかも荷物も2人分満載しているからさらに! トンネルも多くてライトを点灯することも多かったしね
満充電超大事です
バッテリが切れても自転車自体の性能がいいので、平地は平気(らしい)。でも上り坂になると車体重量20kg以上に加えて、2人分の荷物満載だから地獄! という感じ
残り行程は宿までの20kmほど。休憩を多く入れつつ、巡航速度も遅くしつつ、なんとかお宿を目指す。
ちなみにもう1台の満充電していた方の車体は110km走ってもまだまだ充電は十分だったから、「満充電」大事
17時頃「往路」終了
17時頃、予定より少し遅めにお宿に到着
疲れを癒やすために温泉施設「あがりゃんせ」と直結の「ことゆう」さんに宿泊。この後、しっかり充電しつつ温泉三昧、サウナ三昧をキめた
復路はちょっと急いで
翌日。
残り距離は50kmほどなので、のんびり帰ればいいはずなんだけど、空模様が少しばかり怪しいか?
昼からの雨予報が…
この日も、もうひとっ風呂、温泉施設を堪能したい気もしたけれど… 「昼から通り雨」「ところにより雷雨」などの予報が
雨はサイクリングの天敵なので早めに帰ることに
8時にチェックアウトして、でものんびり彦根へ
お昼過ぎにビワイチ達成
風もあまりなく、お天気も良くて暑いくらい
途中でアイスを食べたりしつつ、12時頃彦根到着。
たくさん走る人なら「たいしたことない」だろうけど、自分にしては初の150km、初のビワイチ。2021年春の大きなチャレンジだった