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秋スタートの「2021年モデル」は納期が不安定 「自転車がほしい」なら早め早めに

2021年シーズンの自転車事情
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自転車はなぜか「夏~秋」にモデルチェンジ

ちょうど今が絶賛切り替えシーズンで、そろそろ2021年シーズンが本格スタートしそうです

例年なら「新車が出揃いますので選び放題です」「旧車が値崩れするかも!?」な時期なのですが…

今年に限ってはそんな状態ではなく… 人気自転車は転売ヤーまで跋扈する始末。

とにかく「ほしい方はお早めに」としか

2021年モデルは自転車の納期が不透明です

2020年もその傾向がありました。2020年モデルも「2月に届く予定の自転車が夏」になったり、「11月予定の自転車が4月」になったりと、皆様にはご迷惑をかけ、こちらは胃がキリキリし… みたいな年でした。

が、2021年はもっと! 自転車の納期が不透明になりそうです

品薄… というわけではないような気がしますが、とにかく自転車が入ってくるのに時間がかかります

何がいいたいか? っていうと

自転車選びも発注も計画的に ってことであり

普段とは全然違う ってこと

普段は新車って秋だけど

普段はこの時期発表される新車の納期って、~11月くらい。

年内に初回、もしくは2回目も入荷して、市場にそれなりに出回る。その後は、1~2月にさらに入荷があり、人気車なら春頃もう1回

その後は夏にかけて次第に売り切れていく… というスタイル

でも2021シーズンは、初回入荷がいきなり「年明け」「春」「いやもう5月」なんてものもあります。初回入荷は早くても、それを売り切ってしまうと次回入荷は3月とかって話もあったりして。

つまり、いつもよりもめちゃめちゃ新車が遅くなったり、品切れ期間が長くなったりします。

ってことは、やっぱり全体的な台数も少なめ = 品薄ってことになるんでしょうね。

奪い合いになっちゃうかも!?

自転車が入荷しても、みんなが待っていますから「あっという間に売り切れ」「予約で完売」なんてことも。

「今は在庫がありますよ」って話でも、2日後にはもうなくなっているとかも…

需給バランスが悪いということは、「あんまり入ってこないし、入ってきてもすぐなくなる」ってことですから

さらに自転車の市場は世界共通みたいな部分がありますので、日本中だけでなく、世界中の自転車店…

というか、世界中の自転車が欲しい人達で取り合いになるかもしれません。

 

コロナによる世界的な影響が…

自転車業界を襲っているのは

コロナによる「世界的な需給バランスの乱れ」です

世界中で自転車が売れている

コロナで「密を避けよう」とした人や

「一人でできる健康的な遊び」を欲した人がたくさんいたみたい

世界で、とくに欧米で? 日本でも都会で? 自転車の需要が増しているそう

クルマ社会で「密」があんまり関係ない滋賀彦根では、それほどの影響はありませんでしたが…

生産体制がまだ万全でない

生産体制もまだまだ万全ではありません

普段100のパワーのところが、100出せていないというか… 70くらい? いやなんなら50とか? 

完成車メーカの工場だけでなく、パーツの供給も不安定。

さらに「第二波」とかが来るとさらに… なので完成車の供給は、かなり遅くなる可能性あります

考え方を少し変えていただいて

だからといって、「手に入らない」わけではありません

ほしい自転車を、ほしい時期に買うのがむずかしいってお話です。

じゃ、どうするの? っていうと… 下記が考えられます

  1. ものすごく長丁場で考えてもらう
  2. 今ある・近々届く自転車から選ぶ
  3. 比較的安定したメーカを狙う

が、どれにしたって「早く動き出す」に越したことはありません。

「ほしい時期が近くなったら」ではなく、「○月頃にほしいかな?」な時点で遠くを見つつ動きはじめてください

春頃までに欲しい人は、今のうちにお店で相談 → 発注しておくと、「無事に3月とか5月発売の初回出荷が手に入る」なんてこともありそうですから

1.ものすごく長丁場で考えてもらう

納期が遠い(可能性がある)といっても、入ってこないわけではありません。

妥協なく選んでいただいて、ものすごく気長に待ってもらう

来春… いやもう暑くなるくらいまでには? くらいの心持ちで

長い目で見てもらえるなら、こだわりの愛車が手に入ります

2.今ある・近々届く自転車から選ぶ

入手時期を優先される場合は、今在庫があるものや、そう遠くない時期に入荷しそうなものからどうぞ

調べに調べて「これを買う」と決めてしまうと、納期が問題になりますが

もう少しぼんやり

たとえば

「こういう種類の」
「こういう用途で」
「こういうカラーの」

などと決めて、お店のオススメと納期から選んでいただければ、そうお待たせしなくていいかも。

たとえば、グラベルロードがほしい! と思って「FUJIのJARIしかない」と決めると大変ですが

「カッコいい色のグラベルロードがほしい」くらいで、納期面からも相談していただければ

各社のグラベルから、条件に合ったものが選べる。。。 みたいな感じでしょうか?

「これだ」と決めつける前に相談していただくとスムーズです

3.比較的安定したメーカを狙う

「イヤーモデル」とか「新車」とかって考えをしないメーカなどの場合は

入荷状況や在庫状態が安定している可能性も

そういうメーカを狙えば、比較的早めに、ほしい自転車が手に入るような気がします

ホントに見通しが立たなくて

世界中が「はじめて」に近い事態に戸惑っている今シーズン

わからないことだらけで、自転車店としても不安いっぱいです

だからつい「脅す」「無理にすすめる」みたいな言動になりがちなんですが…

でも今年に限っては、本当に「すぐなくなるから、あるうちに確保を」「早めに決めて発注して、気長に待って」と言うしかありません

まずは早め早めにご相談を。そのうえで方針を決めましょう

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侍サイクル
彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。