見てみて 自慢の自転車 PR

私と愛車の物語001 BROMPTON

私と愛車の物語001
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自転車乗りさんが大事にしている「愛車」。

そんな愛車とのお話を聞いてみよう! という企画。

あなたと愛車が出逢ったのは、どんな時ですか? 手に入れるまでの葛藤や悩みは? 愛車になってどうでした? 一緒にどう遊んで、何が楽しいですか? 自慢はどんなところ? そんなお話をお聞かせください。

第1回は「こんな感じ」というご説明も兼ねて、侍サイクルのマネージャ・雅の話から。

愛車「BROMPTON」の紹介

私と愛車の物語001 BROMPTON

赤いBROMPTONのM6L。2010年頃買ったもの… だと思われます。

仕様

BROMPTONっぽくて可愛いMハンドル、たくさん走りたいから6段変速。重くなるから荷台は要らないってことでM6L

当時、3段変速はカラフルでしたが、6段変速はあまりカラー展開がなく。その中でも派手な色をということで、赤に。現在売られているBROMPTONの赤は朱色っぽくなっていますが、当時は今よりも少し暗い赤。

カスタム

基本はオリジナルのまま乗っていますが、変速は軽いものへと純正パーツで変更。グリップも破れたのを機に別のものに。

また、当時はバッグを乗せるためのアダプタがついていませんでしたので、後からパーツを買い足してバッグも装着できるようにしました。

愛車との出会い

私と愛車の物語001 BROMPTON

買ったのは2010年ですが、実はその4年ほど前から「買おうかな、どうしようかな?」と延々悩んでいました。

悩んでいたのは「本当に必要なのか」「買ったところで乗るのか?」に自信がなかったから。

見た目も折りたたみ機能も、物欲・所有欲も、すべては「ほしい」!

だけど「乗らなくてもほしい」「ただただ所有したい」ってだけで買えるほどはお安くはない。それがBROMPTON。「乗る」「活用する」と確信できるまでは買えないとまぁグズグズ。

当時の愛車は

当時、私はすでに2台… いや3台の自転車を持っていました。

1. 生まれて始めて買ったスポーツバイク、金ピカのVoodooのMTB

2. 現在も乗っている大好きな黄色いリカンベント

私と愛車の物語001 BROMPTON

そして

3. 折りたたみ自転車のKOMA

このKOMA。タイヤが8インチのファニーバイク。折りたたむとすごく小さくなるのが魅力で、「大阪に持っていって乗ろう」と決めて購入。したまではよかったのですが、タイヤが小さいせいでパンクが多く、出先でパンクしちゃうこともしばしば。

この自転車があんまり活用できなかったことが尾を引き「折りたたみってホントに必要?」と長考に入ってしまったのです。

買ったきっかけは滋賀県

悩んだ結果「やっぱ買おう」と思ったのは、滋賀の各所を取材に行く仕事をいただいたから。

一応説明しておきますが、自分はライターでもあります。資料を調べて書く仕事も多いですが、現地に取材に行ったり、インタビューをしたりなんて仕事もします。これは寺社仏閣や博物館・美術館、祭りなど「滋賀の文化」を取材するお仕事でした。

自分たちはクルマを持っていませんので、取材には公共交通機関を利用します。が… 駅から現地が遠い。バスは本数が少なく、タクシーも少ない。

「どうしよう?」と悩んだときに、出たコタエが「よしBROMPTON買おう」でした。

BROMPTONを買ってどうだった?

購入後は、予定通りBROMPTONを電車に乗せてアチコチへ。1年ほどで滋賀県のJRの駅は全部降りたんじゃないか? と思うほど各地に出かけました。

道に迷ったり、電車の時間に焦って必死に走ったり、途中で雨にあったり、食事できるポイントが見つからなくて困ったり… いろんなことがありましたが、それもまたいい思い出。

「本当に必要なのか」「買ったところで乗るのか?」なんて悩みが吹っ飛ぶほど使い倒し、乗りまくりました。

良かったところ… というか、自分に合ったところはこんな感じ。

折りたたみが早い&小さくなる

とにかく畳むのも開くのも早いので、駅でもたもたすることが少ない。滋賀って電車の本数が少ないので、これは嬉しいポイントでした。

たたむと小さくなりますから電車に乗せてもそれほど邪魔にならない。1度なんか道に迷ってどうしようもなくなり、タクシーを呼んでBROMPTON共々乗車させてもらいました。こんな使い方ができるのは、折りたたみ自転車だからこそ。

よく走る

よく走るのも魅力。「タイヤが16インチだから…」と最初は少し思いましたが、走ってみると全然大丈夫。

取材先は駅から数km、時には10km以上離れていましたが、驚くほどスイスイ移動できました。

寺社は山にあることも多く、坂を上ることもありますが… まぁラクラク! とはいかないまでも、それほど苦しくなくクリア。

BROMPTONと一緒なら、単なる「移動」じゃなく、移動自体が楽しい。電車から降りて、知らないところを走れるのが楽しくて。取材は仕事ではなく、遊びの延長のような感じでした。

いやもちろんしっかり取材して、撮影して… ですし、帰ったら原稿書かなきゃなんですから、大変ではありましたが… それでもすごく充実していたのは、BROMPTONのおかげだったと思います。

寄り道が楽しい

BROMOTONは乗り降りがしやすいので、乗って、止まって、ちょっと降りて… が他の自転車よりもさらに苦になりません。

はじめての道を走って、ちょっとおもしろそうなものがあれば立ち寄ってみたり、脇道にちょっと入ってみたり。サイクリングっていうよりも、自転車散歩気分でどこにでも出かけられるのが楽しい。

取材の仕事が満了後、ご縁のあった彦根に引っ越しましたが、今も愛車で彦根界隈、そして相変わらず電車に乗って、いろんなところに出かけてます。

愛車と過ごした感想は?

私と愛車の物語001 BROMPTON

4年悩んで買って、それから9年。

相当荒く使っていますが、タイヤを交換したくらいでほかは全然壊れない、丈夫な愛車。今でもたくさん一緒に遊んでくれています。

買ってから1度も後悔したことはありませんが、ひとつ後悔があるなら、「もっと早く買えばよかった」ってこと。京都に住んでいた時代に、あっちこっちに出かけてみたかった。祇園界隈くらいにしか行けなかったのが残念です。

日本中に自転車で走りたいところがまだまだたくさんあります。ロングライドするほどの体力はないので、「電車+BROMPTON」で、各地に出かけたいですね。

http://jitensyazamurai.com/db/archives/10480

ABOUT ME
侍サイクル
彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。