そんな声がちょこちょこありますので、子供さんの自転車… というかキッズ・ジュニアスポーツ車のお話。
各メーカーから、いろんなタイプのスポーツ自転車が出ています。
子供スポーツ自転車のサイズって?
スポーツ自転車のサイズはこんな感じが主流になります
子供車は 16インチ(身長95cmくらい)から
MTBタイプは 20インチ(身長115cmくらい)から
ロードバイクタイプは 24インチ(身長130cmくらい)から
サイズって?
タイヤのサイズでいうと、16インチ~24インチくらい。
身長でいうと、95~120cmくらいから。
大きいサイズだと140~150cmくらいまでが中心です。
これ以上になると普通に大人用に乗れるようになりますので、140cmくらいまでの場合が多いようです。
スポーツ自転車メーカのものは、「16インチ」「20インチ」「24インチ」と4インチ刻みが主流。
「18インチ」「22インチ」のものもありますが、かなり選択肢が狭くなります。
一般的に16インチのものは補助輪付き、20インチは補助輪なしになりますが、20インチ用の補助輪もありますので、後から装着することはできます。
年齢では判断できません
サイズは「身長」基準。
「○歳向け」というものはありませんので、身長でお選びください。
最近は手足の長い子どもさんが増えてきたので、小学校入学前でも20インチがちょうどいい場合もあったりします。
小学校卒業時には大人向けの自転車に乗る子供さんも多いようですが… 身長のお話ですからかなり個人差があります。
16インチってどんな感じ?
16インチの子供車は、身長でいうと95cmくらいから。
このサイズは「補助輪」つきの子供用自転車タイプ。
「スポーツ自転車メーカがつくった子供車」というイメージの自転車になります。
MTBっぽいカッコイイものに乗りたいなら20インチ、身長115~120cmくらいまでお待ちください。
ロードバイクタイプは?
ロードバイクタイプもありますが、24インチくらいからです。
身長でいうと130cm前後くらい~ということになるでしょうか? 20インチ、22インチはほぼMTBタイプ、クロスバイクタイプです。
サイズは大事!
そんな意見もありますが、子供さんの自転車です。安全面は大人がしっかり考えてあげないといけません!
将来を考えて大きめの自転車を選ぶ気持ちもわかりますが… 危険な自転車は避けてください。
サイズの合わない自転車は危険
足はべったり付くくらいがオススメです
足がついたらOKってわけではありません。きちんとハンドルが持てるのか? ブレーキはきちんと握れるのか?
そんな部分もみてあげてください。
キッズ、ジュニアスポーツ車の問題は?
子供車特有の悩みは「まだまだこれから身長が伸びる」ということ
そのうちサイズアウトしてしまうのに、お安いわけじゃないというのが悩ましいところです
兄弟姉妹が多いお家や、親戚間でシェアできるならいいですが、そうでないなら、買うタイミングとサイズ選びには慎重に
サイズアウトする
キッズ、ジュニアスポーツ車で一番の問題は、サイズアウトしちゃうことです。
子供さんはどんどん身長が伸びていきますので、1年ももたずにサイズアウトなんて可能性もあります。
成長速度には個人差も大きいですので、「どのくらい使える?」というのは全然わかりません。
お値段がそれなり
そんな声もありますが、正直あまり安くない… というか、大人用とそんなに変わりません。
当たり前といえば当たり前。基本は小さくつくっているだけなんですから、正直安いはずがない。
でも、なんとなく「子供だから安い」イメージがありますよね。
各社ともお安くはしてくれていますので、「大人と同じ」じゃなくて、少しお安いです。
が! 期間限定でしか使えないことを考えると。。。 なかなかむずかしい部分ではあります。
身体にピッタリ合うわけじゃない
子供にあわせた機材をつくる… のはむずかしいですから、大人向けの機材を流用している部分が多いです。
となると、子供の身体、手の大きさや非力さで自在に扱えるのか? といえば、こちらもむずかしい。
安全面や快適性については、十分配慮・考慮をお願いします
選択肢が少ない
どうしたってラインナップも少ないですし、選択肢も狭いですから、いろんな面で「これだ!」には出会えない可能性があります。
そこはもうどうしようもない部分。妥協するか、身長が伸びるまで待つか、カスタムするか… になっていきます。
安全面もしっかり備えて
スポーツ自転車に乗る場合、ヘルメットやグローブ(手袋)などもしっかり備えてください!
購入が難しいタイミングは?
もっとも悩ましいのは140cmを超えた頃かもしれません。
140cmを超えると、大人向けサイズに乗れるようになりますので、子供車としての設定はなくなります。
でもここからまだ背が伸びる。そうなるとまたサイズアウトです。
しかもこのサイズ、「女性向け」とか「小柄な人向け」のサイズ。たとえばGIANTで選ぶなら、女性向けブランド「LiV」からになってしまいます。
これって男の子だと、ちょっと嫌かもしれませんので、また悩ましい
対応方法は… 難しいですが…
- レンジの広い車種にする
- ワンサイズの車種を選ぶ
- 男女差のないメーカを選ぶ
- 家族が乗れるサイズを選ぶ
- あきらめる
1. レンジの広い車種にする
たとえば、ロードバイクよりクロスバイクのほうが、一般的に「対応身長」が広い傾向があります
「145~155cm」対応の車種よりも、「145~165cm」の対応の自転車を選ぶほうが
身長がグッと伸びても乗れる可能性が高くなるということです
ロードバイクはまだ先にして、クロスバイクを選ぶほうが良いのかもしれません
2. ワンサイズの車種を選ぶ
折りたたみ自転車の大部分やミニベロの一部など、ワンサイズ展開の自転車もあります。
140cm台~180cmくらいまでをワンサイズで乗ってもらうという考え方
これだとサイズアウトの心配がほぼありません。
身長や手足の長さによっては、ちょっと大きく感じたり、逆に窮屈だったりしますので
注意は必要ですが、将来的にも長く乗れますし、「4.家族が乗れるサイズを選ぶ」にも利用しやすいです
3. 男女差のないメーカを選ぶ
小さいサイズを「レディスモデル」と呼んで、ブランド名やカラー展開を分けるメーカもありますが
単に「小さいサイズ」として展開するブランドもありますし
大きいサイズも小さいサイズも区別せず、サイズ展開だけ増やすブランドもあります
「自転車がほしい」人や、その下の兄弟が男の子の場合は、レディスモデルとして展開してないブランドのほうがオススメといえるかもしれません
4. 家族が乗れるサイズを選ぶ
子どもさんが成長し、サイズアウトしたあと、家族の誰かが乗れるサイズを選ぶのもおすすめです
弟妹や、年下の従兄弟があれば、その方に乗っていただくのもいいですし、男の子がサイズアウトしたあと、お母さんが乗るケースも多いです
他に乗る人がいれば、サイズアウトした後も安心です
5. あきらめる
最終的には、あきらめるのも肝心
子どもさんがみっちり数年乗れば、自転車はかなりくたびれます。
「これだけ遊んだのだから」と廃車にするのも、ある意味仕方ないこと。
だって、子どもさんの背は何センチになるの? も、いつまで背が伸びるか? もわからないもの。
マネジャー雅は小学校卒業してからは3cmしか伸びていませんが、店主メカタは、中学で一度止まった後、高校2年のときに10cmほども伸びたといいます。
ですから「サイズアウトしたらもったいないし…」と思っているといつまでも買えません。
せっかくの「ほしい」「楽しみたい」タイミングを逃すのも残念ですので、ある程度のあきらめはあってもいいのかな? と思います
下取りサービスやってます
すぐサイズアウトしちゃって困る…
そんな方は、このサービスを。侍サイクルで買われた子供スポーツ自転車は下取りしております。
サイズアウトしたら売りに来てください!
試乗車もあります
キッズ、ジュニア車の試乗車もあります
触って、乗って、選んでくださいね
115〜130cmのお子さん向け試乗車「TOKYOBIKE Jr.」
95~115cmなら「little tokyobike」を