いつでも買えると思うと…
「いつまでもあると思うな親と金」なんて言葉もありますが、自転車の業界でも「いつまでもあると思っちゃ」いけないことがたくさんあります。
「いつでも買える」
「ゆっくりお金を貯めて」と思ってていいものと、そうでもないものがありますので注意です!
メジャーなメーカは大丈夫… な傾向ですが、必ずしもそうでもない。まぁマイナなところほど危険なのは確実です
「自転車バブルがはじけた」とか、「どこもしんどい」なんて話が聞こえてくる昨今。大きな変化や危険が迫っているかもしれませんよ!? 関西風に言うと、「ま、知らんけど」ですけど。
こんなケースが…
1. メーカ・商品がなくなる
倒産とか、解散とか、撤退とか… まぁいろいろありますが、いつまでもメーカがあるか? ってーと、さぁどうですかねぇ? という感じ。
メーカは元気でも、ざっくり商品ラインナップを減らしちゃうかもしれませんし、スリム化していくかもしれませんし。いつまでも「定番」で売ってるかどうか? っていうと、わかりませんよね?
どうしてもほしいなら、あるうちに買っとけ! です。
メーカがなくなっちゃうのはもうどうしようもないですが、商品がラインナップからはずれた場合、補修パーツなどは供給されるケースが多いです。「新しくほしい」じゃなくて、「長く使いたい」場合は、なんとかなるかも。
2. 国内販路がなくなる・細くなる
代理店さんとの契約が切れたり、「○○ジャパン」が撤退したり。本国にはあるんだけど、手に入れる術がなくなることもあります。ガイツーで扱ってればいいんですけど、それもないと… みたいなね。
販路をめちゃくちゃ絞った結果、「すごく買いにくくなる」なんてケースもありますし、ガイツーにはあっても、やっぱり面倒ですし。
代理店さんとの契約はホントにコロコロ変わりますので、小売店&消費者泣かせですよね。この場合、補修パーツもどうにもならない場合があります。国内に販路が残っている場合は、取引がなくても補修パーツはなんとかなるケースがほとんど。でも、日本撤退だと… やっぱり小売店&消費者泣かせ。
3. すごい値上がりする
なかには安くなるものもありますが、ここのところ値上がり基調です。いろんなものが、じわっと値上がりしている感じがあります。
今までで一番高くなったものは、1.5倍くらいになったんじゃないでしょうか? ある商品については「30%値上げします」と連絡がきて、それほどたたないうちに「また20%上げます」みたいなね。
同じものが一気に高くなっちゃったワケですから、「あとで買おう」と思っていた方にはショックですよね。
まとめ
1~3、どれもそう珍しいことじゃありません。ですから「絶対要る」なら、その時に買ってください。
「手に入らない」と思ったら、急にほしくなったりします。定番落ち、カタログ落ちした途端に探し回る人とか多いんですが、「ないものはない」ので、どうしようもありません。
いやでもまぁ、「なくなるかもしれないから、早く買おう」の前に、「ホントにほしいか?」とか、「買うに値するか?」とか、あらためてじっくり考えてみるのがいいのかもしれません。
無限の財布と保管場所があるわけじゃないですから、シビアに見極めて「買う」「買わない」は決めてくださいね。