自転車店とおトクに付き合う PR

「モノ」や「技術」だけが商品じゃない! 知識やアイデアをタダで利用するって泥棒と同じじゃないですか?

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アイデアや知識、経験、提案だけを手に入れて、対価を払わない。そんなことを「わかっていて」、もしくは「何の気なしに」でも、「繰り返している」のって、もしかして泥棒と同じじゃないですか? ってお話。

案や知識だけっていうのは…

自転車店で、あれこれ相談。いろんな案や話を聞いて、「やっぱりやめます」。そんなケースも多いです。

これ自体は悪いことじゃありません。「高いから無理だな」とか、「別にやんなくていい気がしてきた」とか、「買い換えたほうがいいな」とか、いろんな考え方がありますから。また「この提案はダメだな」とか、「他の方法がいいや!」って、聞いた話に納得できないこともあるでしょう。

でも、その案や知識を丸々活かして、通販や他店で材料を揃えたり、実際にその修理やカスタムしちゃうのは違うんじゃない? って。

度重なるってことは… ですよね?

そういうことも、たまにはあるかもしれません。いや、きっとあるでしょう。「この材料だったら持ってるな」とか、「自分で知ってる方法と同じ」ってね。

だけど、それが何度も重なるってことは、知識やアイデアだけを手に入れようってことですよね? つまり、タダで利用だけしようとしてますよね? って。思っちゃいますよ、やっぱり。

これって何も自転車店だけの話じゃありません。よく聞くのはデザインとか広告の業界。プレゼンだけさせてボツにして、その内容をもっと安い他社に持って行って、ソコに依頼するなんてお話が。建築というかリフォームの場合は、見積もりを元に自分でやっちゃった… なんて話もあります。

実際に「作る・実現する」って部分はやってないんだから、対価は必要ない? ……なんてわけありません。

相手の要望を満たすために、どんなモノを作るか? 必要か? それはどうすればいいのか? って部分が大事なところじゃないですか。そこを考えるために、これまでに得た知識や経験を総動員して、アイデアを絞り出して提案を作るわけです。それって、もう全部の半分以上くらいいってる。そう思うのです。

それなのに、そこはタダで頂戴して、別のトコロに頼まれたりなんかしちゃうと、すべてタダ乗りっていうか、盗まれたっていうか… ってことじゃないのかな? って。

「やっぱやめます」は全然いいんですよ! でも…

自転車の場合、カスタムや修理のときにとくにそう思います。

「この方法でいいの?」
「このグッズ使える?」

そういう具体的な相談の場合は、ともかく…

「○○したいんだけど、どうしたらいい?」と、イチから全部を聞いてくるご質問。「何が必要?」「どういうふうにする?」そんなのをアレコレ。カタログも見ながらモノを選んで、ときにはお見積りも出したりして。「やっぱやめます」って、やめたのに次に見たときはその通りのパーツでカスタムが終わってたりする。

グッズや新車の相談でも「どれがいいか?」とゼロからあれこれ。「考えてきます」と言われたのに、次に来られたときはそのグッズや自転車を持っている。

これが重なると、「この人と関わっても仕方ないな」「そういう人だから、そう思って付き合おう」と思っても、そして思われても、仕方ない側面があるんじゃないのかな? と。

モノや技術だけが商品じゃない!

自転車店も含めて、お店って「モノ(商品)」や「技術」だけを提供しているんじゃありません。知識やアイデアも大事な商品です。

カタログをそのまま読み上げるような内容はアレですが… でも、わかりにくいカタログを読み解いて、わかりやすく伝えているなら、それもやっぱりサービスですし、プロの知識を提供しているってこと。

それをわかってくださって、それなりに尊重してくださる方とだけ、お付き合いしたいなと思っています。

そこに価値を見出してくださっている方も少しずつですが多くなっています。そういう方こそが、大事にしたい、大事にすべきお客さま。

知識や経験を尊重しない、「(ずる)賢く使おう」とする方を大事にすると、本当に大事にしたいお客さまに失礼ですし、自分たちだって楽しくない。ワガママなお店なので、その辺りは隠し立てしたりしません。贔屓も区別もしつつ、やっていきます。

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侍サイクル
彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。