自転車店とおトクに付き合う PR

「どうしたいのか?」「どこが妥協できるか?」を決めるのはお客さまの仕事、店の仕事じゃありません

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「どうしたいのか?」って落とし所を説明すると、意思疎通がよりうまくいくんじゃない? ってお話。

気持ちと、落とし所を聞かせて!

お客さまとお話していて、「どうしたいの?」とか、「どうなれば満足なんだろう?」という判断がむずかしいことがあります。ご提案するのはお店の仕事ですが、「どうしたいのか?」「結局どうするか?」を決めるのは、お客さまですから。

どこがどう困っていて、何がネックになっているのか?

どうなったら幸せで、妥協できるところはあるのか?

そんなことを聞かせてもらえると助かります。

ざっくり見積もりを… って場合

○○っていくらかかりますか?

そんなご質問があります。たとえば「タイヤ変えたいんですが、いくら?」みたいな。店頭ならいいのですが、お電話やメールなどだと、お返事がむずかしくなっちゃう。なぜなら、かなりピンキリだからです。

自転車を見てみないと、正確なところはわからない。っていうのはいいとして。。。

タイヤの料金も安いのと高いのとでは2倍以上の開きがありますし、同時に変えるんじゃないか? と思うチューブだって1.5倍くらいお値段に差があります。「走れればいい」のか、「それなりの性能で」なのかで、ざっくり見積もりの価格差がかなり出てきます。

タイヤくらいならまだいいんですが、複雑なカスタムだったり、変更するパーツの点数が多かったりすると、その開きがどんどん大きくなります。「なんとなく、いくらくらいか知りたい」ってご希望に応えるのがむずかしくなっちゃう。

たとえるなら…

男性が「スーツに合うクツが欲しいんですけど、いくらいくらい?」とか聞くのと近いかもしれません。1万円以内でも買えないことはないでしょうけど、10万円以上するクツだって全然珍しくない。どんなスーツに合わせるのか? あなたの年齢や職業でも最低ラインは違うかもしれませんし、一番安いので本当にいいのか? っていうのも考えないといけません。

指針があると嬉しいです

だから「できるだけ安くしたい」とか、「○万円を考えてるんだけど」とか、指針を示していただけると嬉しいです。それだと、考えようもあったりしますから。

でも… 自転車の場合は、乗ってらっしゃる愛車の構造や状態によって必要なパーツや工賃がすごく変わったりします。ですから、自転車を見ずに「3万円くらいですかね?」ってざっくり見積もった結果、「1万円しかかからないです」ってこともありますし、「いやいや5万円かかっちゃいますね」ってこともある。だから、愛車を見ないで出した見積もりって、振り幅が広すぎて役に立たないんじゃ? と思ったりもします。

「高い!」って場合

高い!

「これを修理するのにいくらですか?」と聞かれて、「○○円です」とお伝えすると、「高い!」って言われることもあります。

申し訳ないですけど、そう言われても、お値段が下がったりはしませんし、基本は交渉の余地もありません。

高いけど、そのまま修理する
修理はやめて帰る
ほかの店を探す

選択肢としてはそのくらい?

いくら「高い」って言われても、パーツの定価は変わりませんし、工賃だって決まったお値段でやってます。工賃は貼り出したりはしていませんが、お客さまの手の届くところには明示しています。

だからって安くなんないです

侍サイクルでの話じゃなくて、自転車店にかかわらずどこのお店でも同じだと思いますが、「高い」って言われて値段が下がるってあるんでしょうか? 値引き前提のお店は別として、正直気を悪くするだけなんじゃ? っていう。だって「お前の店のサービスにこんな価値ないわ!」ってことでしょ? 「バカにすんな」ってなる案件じゃないでしょうか?

でも、「高い」って思わず言っちゃうのはいいとしても、「だからどうにかして」っていうのは、むずかしいと思うんです。レストランでメニューを見て「高いなぁ」って思っても、値引きとかありませんよね? 食べずに帰るか、せめて安いメニューを探すか、高くても食べて払うか… じゃないでしょうか? 「高いからなんとかしろ」って、基本はナイと思うのです。サービスを受けないで帰る一択じゃないかと。

高いから… どうする?

「高い」からどうするのか? を考えるのは店じゃなくて、お客さま。だって、お店としては「高い」とかいう方にムリにサービスを提供したいとは思わないでしょうから。ムリにでもサービスを提供したいと思う店は、値引きするのかもしれませんが、そうじゃない店のほうが多いはずです。

値段が思ったよりも高くて困る。それはわかります。でも「高い」ってだけじゃ、どうしてほしいのかはわかりません。高いけど、サービスは受けたい。その場合、「どこなら妥協できるか?」を伝えてほしいのです。「高いから払いたくない」、でも「妥協もしない」じゃ、話になりません。だから… ってことです。

どう困っているのか? どうしたいのか? どこはガマンできるのか? などを教えてもらえたら、対応も変えられかもしれませんし、提案もできるかもしれません。

払うつもりはあるけど、手持ちが足りない
高いからあきらめたいけど、乗る自転車がないと家に帰れない
なんとか修理したいから、「乗れるだけ」でいいから安くしてほしい

とか。

近くのレンタサイクルを教えるとか、余っているパーツでなんとかするとか? タイヤもボロボロだけど、とりあえずパンク修理でしのぐとか。。。 どうしようもないことも多いですが、なんらかの方法をご提案できる可能性もあります。

まとめ

なぜそうしたいのか?

どこが、どんなふうに困っているのか?

妥協点はどこなのか?

最終的にどうしたいのか?

そこを教えていただけると、解決策も探りやすいですし、「ムリ」ってことも判断しやすい。迂回策も考えられるかも。ですから、そこのところを教えてもらえると助かります。

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侍サイクル
彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。