「融雪剤」は自転車の天敵! 愛車をサビから愛車をサビから【冬の自転車お助け帖】
冬の道路にまかれる「白い粉」
雪国や冷え込みの厳しい地域では
安全を守ってくれる存在なのですが…
同時に、愛車をボロボロにする「最大の敵」でもあります
「融雪剤」にご注意を
寒い時期、橋の上などにまかれる白い粉
そう! 「凍結防止剤」「融雪剤」です
雪を溶かし、路面の凍結を防いでくれる心強い味方ですが
自転車にとってはまさに「天敵」
放置しちゃうと、大切な愛車がたった数日で
サビサビになってしまうかも……
融雪剤はどう「ヤバい」?
融雪剤の主成分は、多くの場合「塩」です
最近は塩分が入っていないものもありますが
まだまだ、塩が入っているものも多い
凍結防止剤・融雪剤がつくと、クルマも錆びると聞きますが
自転車もそりゃぁもう錆びて、大問題が…
- チェーンが真っ茶色になる
- ネジ類が固着して動かなくなる
- フレームの塗装の下から腐食が進む
高濃度な塩水を浴び続ける冬の道は
愛車にとって大ダメージなのです
メンテナンスで愛車を守れ
「メンテナンスなんて難しそう……」
「面倒だよね」と思うかもしれませんが
カンタンなことから始めるのはいかが?
特別な道具がなくても、この3つを意識するだけ
でサビのリスクは激減します
まずはしっかり「塩分除去」
いつまでも「塩」がついているのはNG
まずはしっかり塩分を除去することから
車体全体はコレとか
チェーンはコレとか
泡洗浄、拭き取り、水洗い… いろんな方法がありますが
オススメは泡系の自転車用洗剤での洗浄
難しいならちょっと丁寧に拭き取るだけでもかなり違います
キレイになったら「注油」を
きれいになったら、仕上げにオイルを
とくにチェーン周りはしっかりチェーンオイルをどうぞ
水洗いした場合などは、注油の前に
乾いた布でしっかり水分を拭き取るのをお忘れなく
水分が残っていると、それ自体がサビの原因になりますからね
オイルを注せば、油膜がバリアとなって塩分や水分を弾いてくれます
コーティング剤で「ガード」を固める
シーズン前にフレームにワックスやガラスコーティングを
しておくのもオススメ
汚れが付きにくくなりますし、汚れや塩も落ちやすくなります
ぜひお店を頼ってください
自分でするのは面倒な場合や
「正しくできてるの?」と不安になったら
無理をせずお店に頼ってください
侍サイクルに来ていただくのも大歓迎です
「もうダメだ!」と思ってからではなく
早めに来ていただくと、結果的にお安く済みます
- 専用の洗浄剤や工具でしっかり対応
- 重症の場合は分解・洗浄やグリスアップなども
- 劣化が進んだパーツのチェック・交換の提案なども
冬の道で愛車をサビサビにしないように!
まずはサッとお掃除
ときどき、自転車店にもぜひ!
小さな一歩で、愛車をサビから守りましょう!






