スポーツ自転車に乗るときに、ぜひ! ぜひに! 準備していただきたいのがヘルメットです。
とくにロードバイクやMTBの人、軽快に走りたい人には必須です!
ヘルメット選びってむずかしい
でも、ヘルメットってむずかしい。何がって? 頭にあったヘルメットを探すのがむずかしいのです。
サイズだけじゃわかりにくい
サイズは一応あります。「M」とか、「L」とか。「M/L」と「L/XL」とかも多いですね。
カタログとかWEBを見れば大体のサイズ「55cm」とか「60cm」などが書かれていますので、頭の周りを測ってサイズを合わせることになります。
でも! でもなんです。それだけじゃぁダメ! ってところが、ヘルメット選びの難しさ。
どういうことか? といいますと、頭のカタチが人によって違うってことです。
頭のカタチに合わせて選ぼう
頭って丸いですけど、真円じゃありませんよね。人によってまん丸に近かったり、楕円形だったり。個人差も大きいです。
一般的に日本人を含むアジア人はまん丸に近く、欧米の人はアーモンド形に近いといわれます。が、やっぱり人によります。
頭のカタチによって、ヘルメットには「合う」「合わない」がありますので、自分の頭のカタチをなんとなく把握しておくと便利です。
メーカによってカタチの傾向があります
メーカによってヘルメットのカタチには傾向があります。
ブランドAは丸に近く、ブランドBはアーモンド形に近いっていう感じ。ただし、アーモンド形のブランドの中には「アジアンフィット」などの名前で、丸に近いものを出しているケースもあります。
ですので、できれば試着するのがオススメ。ブランドごとに試着して「ここのは合うな」ってものがあったら、サイズを覚えておく。そのブランドのなかからデザインやお値段的にイケてるのを選ぶっていうのが、オススメの選び方です。
アジアンフィットって意外と…
「日本人はアジアンフィット」みたいに思っている人もいますが、実際のところどうなんでしょう?
意外とアジアンフィットが合わない方も多いような…
「アジアンフィットがいいに違いない」「日本人なんだから頭は丸い」って決めつけない方がいいような気がします。個人差が大きい部分ですので、「こうだ」って思い込まないのが大事かもです。
ヘルメットを選ぶコツ
ヘルメットを選ぶときは、こんなところをチェックしてください
- 頭が入って、どこも痛くない
- 見た目が許せる程度に気に入っている
- そこそこ長時間かぶってもストレスが少ない
- 買い替えの際にガッカリしない程度のお値段
1. 頭が入って、どこも痛くない
これはもう基本中の基本。
痛くなる場所は人によって違いますが、こめかみ辺りだったり、頭のてっぺんだったり。
締め付けていると必ず痛くなりますので、フィットしつつもキツくないのが大事です。
アイウェアとの干渉などもチェックしてくださいね。
2. 見た目が許せる程度に気に入っている
サイズ感だけじゃなくて、見た目もやっぱり重要です!
キノコみたいになっちゃうのは、あんまりオススメできません。
かぶった感じ、形や色などのデザイン、顔や髪型、アイウェアとの相性、自転車とのコーディネートなどチェック!
3. そこそこ長時間かぶってもストレスが少ない
ストレスがないってことはありえませんが、「痛くない」以外にも、いろんなストレスポイントをチェックしましょう。
「重くない」「ムレにくい」など、かぶり続けても不快感が少ないものを選ぶのがやっぱり重要です。
あご紐との相性や、かぶったときの視界の確保などもチェックポイントかもしれません。
ただ、軽いもの、ムレないものは、お値段も高くなりますので、いい感じの妥協点をみつけてくださいね。
4. 買い替えの際にガッカリしない程度のお値段
ヘルメットの寿命はメーカー曰く3年。転倒するなどしてヘルメットに衝撃が加わったら、使用1日でも廃棄になります。買い替えになっても腹が立たない程度の金額というのも重要なポイントです。
お高いものは4~5万円なんて世界。
ヘルメットを廃棄するときににこやかに買い替えできるかどうか? もポイントです。
こんな感じで選んでいただくと、失敗が少ないと思います。
オススメのブランドは?
いろんなブランド、メーカがありますので目移りしてしまう。
お店でオススメしているのはこんなブランド。日本人にも合いやすいモデルです
OGK KABUTO(オージーケーカブト)
大阪生まれの「OGK KABUTO」。
ラインナップもとっても豊富、お値段も控えめなものから、高級路線までさまざまです。
お値打ちモデルもありますので、悩むならまずはOGKを! という感もあります
bern(バーン)
アメリカボストン郊外で誕生したというヘルメットブランド「bern」。カジュアル路線で、ストリート系スポーツのユーザさんにも人気で、2021年のオリンピックにも多数採用されていました。
街乗り系自転車との相性がいいので、のんびり乗りたい方にもオススメ。
サイズがたくさんあるものも多いので、まずは試着を
悩むならかぶってください
で、結局かぶったほうがいいの? どうなの? と思った方にはこちらを