自転車のタイヤに、さまざまな太さがあるのはご存知でしょうか?
MTBは太く
ロードバイクは細い
などの車種による違いだけでなく、同車種でもタイヤの太さがバラバラだったりしますし、近年は少しずつ太くなる傾向があったりもします
気軽に乗れて、生活に寄り添ってくれるスポーツ自転車「クロスバイク」は、タイヤサイズがものすごく多彩
「クロスバイクがほしい」と思ったら、タイヤの太さも考えてください
自転車タイヤの太さ
自転車のタイヤは
直径×太さ
という形式で表します
たとえばこんな表記があります
700×32Cとか、650×28Cとか
もしくは、26×1・3/8とか、27.5×1.95とか
この「32C」「28C」「1・3/8」「1.95」の部分が太さです
ベージュの小さな方は 650×28C
カーキの大きな方は 700×35C
32とか28は「mm」
1・3/8や1.95は「インチ」
いろんな表記があってややこしいですが… そこは仕方ないようで…
「mm」にしても「インチ」にしても、当然ですが数字が増えると太くなります
自転車を選ぶときには、タイヤの太さにもご注目を
店頭にあった、一番太めのクロスバイクと、一番細めのクロスバイク
太め : 26×1.95
細め : 26×1.15
倍ぐらいタイヤの太さが違って見えますが
どちらもクロスバイクなのです
今の主流は?
クロスバイクに限っていえば
現在(2024年2月現在)の主流は「700×32C」くらいじゃないでしょうか?
以下はわかりやすく「mm」でお話をしますが
最近はもう少し太めの「35」もよく見かけます
それよりグッと太い40前後~50くらいの太さも増えてきて、これが(なんとなく)太めと呼んでいるサイズになりそうです
細めだと「28」もしくは「30」。以前は時々見かけた「25」は絶滅危惧種になったかも?
全体的に、以前よりも1サイズほど太くなっている印象です
どの太さがいいの?
- 乗る人によって
- 使い方によって
- 走る道によって
オススメは異なりますが
ものすごーーーーーくザックリ、乱暴に書いてしまうと
こだわりがないならちょっと太めがいいかも? と思います
とくに、滋賀県のように決して「都会ではない」場所では
- 未舗装路がある
- 道路の補修が追いついていない
- 砂利や石が多い
- 道に木の葉や枝が積もった場所がある
- (歩く人が少なく)歩道に草が生えている
- 湧き水が出ているような道もある
こんなところを走るなら、タイヤは太めがオススメです。だから滋賀… というか彦根界隈ではタイヤ太めクロスバイクがいい! ってこと
タイヤ太めのメリット
タイヤ太めのメリットはドッシリとした安心感
道を選ばず、ぐんぐん走ってくれますので初心者さんにはとくにおすすめ
- 地面の影響を受けにくい
- 走る場所を選ばない
- パンクしにくい
- 疲れにくい
- 安定している(ふらふらしにくい)
全体に「乗りやすい」のがメリットですので
日常使いする方には、よりオススメ度が高そうです
タイヤ細めのメリット
タイヤ細めのメリットは、なんといっても軽快感
せっかくスポーツ自転車を買うんですから、シュッと気持ちよく、キビキビ走りたい
そんな方には、タイヤ細めがいい
- 軽快感がある
- 全体に軽い
- スマートな見た目
- 小さいさんに対応しやすい
見た目の可愛らしさやスマートさ、レトロな雰囲気がお好きな場合も、「タイヤ細め」が優勢です
気持ちのいいサイクリングにもこちらを
またタイヤを太くすると全体にサイズが大きくなりがちなので、小さいさんにはタイヤ細めの方が選択肢が増えます
スカートなどでも乗りやすい自転車、タイヤ細めに偏りがちでもあります
すごく雑なお話です
以上はすごく雑なお話ですし
全体的な傾向の話でもあります
好みや用途でまったく違っても来ますので
こうしなきゃダメ! ではなくて
こういう傾向があります という内容です
ですので、できれば…
タイヤサイズは、太いの・細いの
どっちも乗ってみてほしいです
好みがわかったら好みの方を
わからない、もしくは「どっちでもいい」「どっちもいい」場合は
中間くらいの太さを意識して選んでいただけるといいのかな?