旅をするために作られた自転車「ランドナー」
その佇まいに憧れて「乗りたい」という方もは根強くいます。しかし昔懐かしい「これぞランドナー!」というものは少なくなり、新たな旅自転車スタイルも生まれています。
今回は「MASI」の自転車をカスタム。実車は店頭でご覧ください
2021年11月21日にご成約済となりました
この車体は廃番モデルですが、似たようなカスタムは可能ですので、気になった方はご相談ください
MASIの「SPECIALE RANDONNEUR ELITE」
カスタムベースはMASIの「SPECIALE RANDONNEUR ELITE」。
「SPECIALE RANDONNEUR ELITE」という名前の通り、ランドナーを意識したモデル。ドロップハンドルに太めのタイヤ、ハブダイナモライトと泥除けも標準装備。さらに荷物をたくさん乗せられるように、キャリア取り付け用の「ダボ穴」も多数設けられています。
ノーマルのままでも、長距離をのんびり走るのに向いた構成。
荷物をしっかり詰めるようにカスタムしていけば、宿泊を伴うような「自転車旅」にもしっかり対応という内容です。
今回はあっちにも、こっちにもたっぷりバッグをつけていきます
懐かしくて新しいツーリングスタイル
カスタムのテーマは「懐かしくて新しいツーリングスタイル」。雰囲気はレトロに、機能は今風という「いいところどり」の布陣です。自転車本体は今風ですが、ちょっと懐かしい感じのバッグを追加していくことで、あの頃みたいな「ランドナー」の風情を追加していきましょう。
完成したカスタムはこんな感じ。3箇所にバッグを装着して、荷物をガッツリ詰めるようにしました。
その他も実は結構細かくカスタムしていたりします。実車は店頭にありますので、細かな部分は店頭でご確認を。もちろん試乗もOKです
フロントスタイル
大きめのフロントバッグとサイドバッグ2個は安心のオーストリッチ
この3つのバッグだけでもかなり荷物が入ります。
ハブダイナモライトも変更。より明るく、幻惑させにくいライトに変えました。これで長距離移動中に夜になってしまった時でも安心です。
バックスタイル
大きなサドルバッグはキャラダイス。こちらもしっかり荷物を運んでくれます
見えにくいですが、ペダルは店主メカタが溺愛するMKS(三ヶ島製作所)の「GAMMA」
MKSさんのペダルについてはコチラもどうぞ
そして実はクランクも105に変更。他のコンポが105なので、ここでも105をチョイス。全体的な調和も出てきた気がします。
サドルも好みが出る部分ですので、こちらも店主メカタが好きなものに変更。BROOKSの「Cambium C15 Carved All Weather」。シートポストはこっそりTHOMSONに変えました。
気になる方は店頭へ
ガッツリ「ランドナー」を! という方には、そういう選択肢ももちろんあります。丸石さんのエンペラーは現役ですので、まさに「あの頃」の自転車にも乗れます
でも、あの頃テイストを取り入れつつ、機能は今どきというのもいい! と思うなら、この「懐かしくて新しいツーリングスタイル」も、一度ご覧くださいね。
観て、走ると、「あ、いい」と思う方も多そう。のんびりと「自分らしいペースで」走りたいあなたにこそオススメ。いろんな面で余裕のある、本当の意味での大人向けスタイルかもしれません。