自転車に乗る時、意外と大事だけど、忘れられがちな「くつした」
くつしたを変えると、快適さとパフォーマンスもアップ!
あまり気にしなかったあなた! ソックスにもご注目を
「くつした」でプラス効果を
自転車用のシューズを履く人も、普段の靴で乗る人も
どちらにも少しだけ気にしていただきたいのが「くつした」です
「普段履いているもので十分」という意見もあるかと思いますが、実はそうでもない
専用の「サイクルソックス」やスポーツ用の高機能ソックスを履くことで、サイクリング中も快適
さらに疲れにくい、足が痛くなりにくいなどのプラス効果も
ソックスを選ぶだけど、こんな嬉しい効果が期待できるんです
- 汗の吸収・発散・乾燥
- 足の保護
- 足先の保温
- くつとのフィット感アップ
1. 汗の吸収・乾燥
自転車に乗っていると、足は意外と汗をかきます
この汗をそのままにしておくと、冷えの原因にもなりますし、むれて快適性も損なわれてしまう。
そこで、汗を素早く吸い取って外に逃がしたり、乾燥させたりして、ずっとサラサラ快適にしてくれるくつしたが求められます。
雨の日など、足が濡れる環境でのサイクリング時には特に重要になる部分です
2. 足の保護
ペダルを踏んでいると足が疲れてきます
少しでも疲れを軽減するために、くつしたの力を借りるのがオススメ。
とくにビンディングシューズは、靴底が硬く、足のダメージも蓄積しやすくなります
クッションのきいたソックスで、靴底の硬さや足にかかる負担を軽減しましょう。
補強が考えられているソックスも増えてきました。
たとえばアキレス腱の辺りに補強があったり、土踏まずを支えてくれたり。
そんなソックスを選ぶのもいいのではないでしょうか
3. 足先の保温
足の血流が悪くなると、足先が冷えてきます。
冬はもちろん、その他の季節も、足先が冷えきってしまわないように
くつしたの力を借りて適切に保温を。
4. くつとのフィット感アップ
ちょうどいいサイズのシューズを選んでも、どうしても隙間はできてしまうもの。
シューズと足とをしっかりフィットさせて、パワーを逃さないようにすると、ペダリングのロスも減ります。
滑り止めなどがしっかりついたくつしたで、シューズとのフィット感をアップしましょう
よく擦れる部分が補強されているものも多く、一般のくつしたよりも長持ちという側面もありそうです
「くつした」はどう選ぶ?
- 素材
- 長さ・形
- 分厚さ
- 色柄
こんな部分で選んでください
一番大事なのは「素材」かもしれません
綿はイマイチ
あまりオススメできないのは「綿」
汗を吸収してくれるのはいいのですが、発散させないためビショビショに。
普段のくつしたとしてはいいのですが、スポーツ時にはイマイチかも!?
化繊はヨシアシ
化繊は速乾性が高く、お値段控えめなのが魅力
各社が自転車ソックス向けの素材を厳選していますので
工夫を凝らした素材ならオススメといえそう
ウールがイチオシ
メリノウールは汗を吸収して外へ発散させる能力が高いのが特徴。
肌触りもいいのですが、お値段が高くなりやすいことと、乾きが遅いのが難点
化繊との混紡タイプも多いです。
「ウール」と聞くと、冬場のイメージがありますが、実はウールには温度調節効果もあるそう。
だから夏でも(それなりに)快適な素材でもあります。
その他の条件が許せば、夏でも冬でも「メリノウール」がいいのかもしれません
こんなブランドのソックスはいかが?
各社から自転車用くつしたが出ていますが
個人的に愛用しているのが「DEFEET」と、「R×L」
長さも素材もさまざまですし、いろんな機能をうたっています
普通のくつしたの他、5本指ソックスもあります
DEFEET(ディフィート)
アメリカ・ノースカロライナ生まれのスポーツソックス・メーカー「DEFEET」
部位ごとに素材や編み方を変えて作られるのが特徴で
機能性でも、耐久性でも支持されています。
R×L(アールエル)
日本生まれのブランド「R×L」。
「世界中のスポーツ愛好家がもっと笑顔になるソックスを」との理念でつくられる、高機能ソックスが話題。
自転車のほか、サッカー、ランニングなど、さまざまな分野に向けて
ストレスとパワーロスをなくして、みんなが笑顔になるくつしたをつくっています。