自転車店とおトクに付き合う PR

初めての店への持ち込み時には「事情」を教えてもらえると、ガードが下がる… かも

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ときどき書く「店の事情」の話。「お前らの勝手やん」「そんなん知らんがな」なんでしょうけど、言わないと伝わらないし、知ってもらえて、ちょっと考慮してもらえるとみんなが幸せになると思うので、チョコチョコ書いていきます。お付き合いください。

侍サイクルの話ってよりも、一般論… かな? 

「他店購入車はダメ」とかっていうけど

よく「他店購入車は見ない」なんて話があります。

よく聞くんですけど、侍サイクルは持ち込みNGじゃありませんし、かつて行っていた自転車店とか、知り合いのお店とかにも、持ち込みNGってほとんどないので、いまだにあるのか? たくさんあるのか? は謎です。

「持ち込みNG」って話があると、「引っ越しとかあるし、困る」とかって話が聞こえてきます。

でも、お引っ越しとか、今まで通っていたお店が閉店しちゃったから、他所のお店に持っていく。つまり「お店の乗り換え」っていうんでしょうか? それを嫌がるお店って少ないんじゃないか? って思うんです。

過去の経験から防御が厚くなる

もちろん、他店購入車はまったく修理・メンテしないお店もあるとは思います。たとえば、自店購入車だけで手一杯とかだったら? それはもう他店購入車は拒否するしかないでしょうから。

でも多くのお店は「新しいお客様に来てもらいたい」って思ってるはず。でも、同時に「困った人には来てほしくない」とも考えているはずです。他店購入の自転車を持ち込む方の中には、ほんとにごくごくわずかだけど、そういう困ったさんというか… トラブルメーカが含まれている。。。 というか、その割合が自店購入車の場合より高いんじゃないでしょうか。

自転車店の多くは個人商店です。そうじゃない場合は、「持ち込みOK/NG」っていうのは本部の判断ですから、それはもう仕方ない部分。でも個人商店の場合は、店主の胸先三寸です。

多くのお店は過去にいろいろトラブルがあったり、嫌な目にあったりしています。多かれ少なかれそう。侍サイクルだってもちろん例外じゃありません。お店が悪い場合もあるでしょうけど、やっぱり… 変わった人とか、トラブルの種っていうのはあるわけです。

嫌な思い出が重なっていくと、どうしても防御が厚くなっていきます。どの人が「ヤバイ」かわからない以上、「全員がヤバイかもしれない」と思って対応するしかなくなります。残念ですけど… そうして身を守らないと、零細なお店なんてカンタンに飛んじゃいます。経済的にも、気持ち的にも。

事情を教えてもらえるとガードが下がる?

初めてのお店に入った時、ちょっと不穏な空気になることがありますが、それって客サイドも緊張していて、店サイドも緊張しているから起こるんじゃないのかな? ってね。

自転車店以外でもありません? 観光地とか、繁華街以外の「近所の人が行く店」に入ったら、なーんか微妙な空気になるとき。飲食店でも、服飾関係でも、それ以外でもあります。どうしたってあることだし、ある程度は仕方ないのかな? って思ったりもします。

だからどうしてほしい! っていうのは特にありません。

でも、他店購入車を持ち込む場合とか、はじめてのお店でできるだけいい対応を受けたい場合は、いろいろ説明したほうがいいんじゃないか? って。そのほうが、きっとみんな幸せだから。

説明しても対応がショッパイ場合や、やっぱり断られる場合は、ご縁なんかあるわけないので疎遠にするだけ。でも事情を説明すれば、程度の大小こそあれ、変わるんじゃないかな??? って。

引っ越してきたので
買ったお店が閉店して
もう前のお店に行きたくないから
旅行中・遠征中で困ってる

通販で買ったならそういえばいいですし、誰かに貰ったならそれはそれで。

お客様サイドに選ぶ権利があるように、お店にも選ぶ権利があります。だから事情とか、対応とかを見た結果、最終的に受け入れるのかどうか? とか、どんなふうに対応するか? はお店次第。

お互いが選び選ばれなんだけど、お店のほうが受け身な分、どうしても身構えちゃうところはあります。多分。「そんなのお前らの勝手」なんですけど、もし可能ならある程度は理解を示していただいて、防御を下げられるようにしてもらえると嬉しいです。

事情さえわかれば、店のガードも下がりますし、たとえ「持ち込み不可」の店でも、受け入れられる可能性がアップするんじゃないでしょうか? 

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侍サイクル
彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。