冬になると、自転車に乗らない方も増えてきます。
まぁほら、とくに彦根なんか雪も降りますし、雨も多いですし、何より寒いし。ってなると、「自転車とは春までお別れ」って方もいらっしゃって当然です。
スポーツ自転車っていうよりも、主にシティサイクル(ママチャリ)についてですが、保管時に気をつけないとタイヤがダメになりますよ! ってお話。
「修理は春でいいや」はキケン
この時期、多いのが「パンクしちゃってるけど修理は春になったらでいいや」って方。
あとは、「春になったらちゃんと空気入れよう」って、まったく空気を入れない方も。
「乗らないからいいや」って気持ちはわかります。
でも、でもね、ちょっと気をつけたほうがいいですよ! って。
タイヤのひび割れが!
タイヤに空気がまったく入っていない状態で自転車を放置すると、自転車の重さでタイヤが押しつぶされます。空気が入っていればちゃんと支えてくれますが、その空気が入っていないんですからグニャッと潰れちゃう。
タイヤってゴムですから、潰れた状態で置いておくと側面がひび割れてきます。寒い時期はゴムも硬化しやすいので、余計にひび割れしやすいです。
↑ 地面との接地面はまだまだキレイなんですが…
↑ 空気が抜けた状態で放置したので、側面が割れちゃった… こうなるとタイヤ交換です
タイヤって、表面(地面と接する面)が削れてきたら交換時ってイメージがあります。もちろんそれも正解なのですが、意外と側面の損傷も交換原因になります。
エコ的にも、お財布的にも
パンク修理なら修理料金はそんなに高くない。まぁ1000~2000円くらいでしょうか? でもタイヤ交換となると4000~5000円くらいかかってしまいます。ホントだったらまだまだ使えたタイヤがダメになってしまうのは、エコ的にもお財布的にダメージがある! ってこと。
だから! タイヤが悪くならないうちに…
パンクは早めに修理しましょう
たまには空気を入れましょう
というのをお願いします。空気は1~2ヶ月に1回くらいかな? 寒い地域の方には12月~2月の3ヶ月間くらい自転車を放置って方もいらっしゃるので、その間に1~2回、空気を入れればいいんじゃないかな? って。
まとめ
危険な状態になったモノを、騙し騙し使うのは、エコでも節約でもありません! が、工夫して安全な状態で長持ちさせるのは、エコで節約ですよね???
寒い時期の一工夫で、タイヤを長持ちさせてくださいね。