店主メカタが手に持っているコレ、なーんだ???
って、見ての通りのサドルカバーです。
サドルカバーってなんぞや?
サドルカバーっていうのは、その名の通りサドルにかぶせて使うカバー。スポーツ自転車の場合は、おしりの痛みをなんとかするためにつける方が多いです。シティサイクル(ママチャリ)の場合は、水の侵入を防いでスポンジが水浸しにならないようにしたり、カワイイカバーをつけて、自転車の雰囲気をかえるオシャレアイテムとして使う人もいます。
スポーツ自転車に乗っている人の、大多数が持つ不満・悩みが「おしりが痛い」ってこと。その解消にゲル入りのふかふかしたサドルカバーを使うんです。
でも! 「おしりが痛い」って悩みの解消には、サドルカバーってもしかしてイマイチかも? って思います。サドルはやわらかければいいってもんじゃありませんし、サドルカバー自体がズレてかえっておしりが痛くなっちゃうこともあります。
あとは見た目がどうしようもなく残念になるっていうのもマイナスです。なんかかっこ悪いし、せっかく自転車がシュッとスマートでカッコイイのに、カバーをかけちゃうとバランスが悪くなっちゃう。さらにはなんだか初心者っぽく見えるのも、あんまりプラスじゃありません。
でも!
おしりが痛いけど、サドルを変えるのはお金がかかるし…
とか
できるだけ手軽になんとかしたい!
とか
パッド付きの下着やレーパンは敷居が高い
って場合は、試してみるのもいいかもしれません。
実はほかにも使い道が…
おしりが痛いって悩みの解消にはイマイチと思っていますから、侍サイクルには「おしりの痛みをなんとかする系」のサドルカバーは置いていません。もちろん取り寄せはしますが、基本的には別の方法での解消をおすすめしています。
じゃ、これは何? っていいますと、防水のきいた、薄いサドルカバーです。もちろん防水目的でも使えますが、実はもうひとつ、別の使い方があるのです!
このサドルカバーが役立つのは輪行のとき。
自転車のいろんな部分を外して、専用の袋に詰めて電車なんかに乗るのが輪行です。
いろんな部分を外して、小さな袋に詰め込みますので、とがった部分がいろんな部分にあたることもあります。ですから輪行をすると、フレームに傷がつきがち。それを防止するためのフレームカバーや、とんがった部分をカバーするものも発売されています。
そんな輪行ですから、サドルが傷ついたり、破れたりしてしまうこともあります。サドルって結構高い! 大事なサドルが破れてしまって泣かないように、カバーがあるといい。
そこで、サドルカバーが役立つのです!
輪行にはサドルカバー
そんな新常識をご提案しちゃおうというお話。ってことで、輪行の時には1枚、サドルカバーを忍ばせておくと安心です。
とくに大事に育てた革サドルを使っている方にはいいかもしれませんね。傷がついても残念ですし、雨に濡れると革がダメになることもありますので、防水のサドルカバーが1枚あるといいんじゃないでしょうか?