自転車を買うとき、自転車本体以外にも買っていただきたいもの、買わなければいけないものがあります。ですから、その分の予算をちゃんと確保しておいてねってお話。
自転車以外にこのくらい…
侍サイクルでは、少なくて1.5万円くらい、多い場合は3万円くらい必要だとご説明しています。「なくてもいいけど、あると便利」とか、「最初は買わなくていいけど、早めに買ってほしい」まで含めると、結構な金額。5万円くらいでしょうか?
妥協しないで選んでほしい
必要な物品の予算確保と同時に、どれをどれだけ買うか? もしっかり考えて選んでください。
「どれがいいの?」は使い方にもよりますし、好みもあります。要はあなたと愛車のつきあいかたです。「夜乗るのかどうか?」「どういうところに駐車するのか?」「よく乗る距離はどのくらいか?」とかね。このあたりは自転車店でご相談していただくのがいいかもしれません。
また「安いから」と機能が十分でないものを買うと、結局買い換えなきゃいけないことになり、かえってマイナスになるかも。かなり暗い道を通ることが多いのに、あんまり明るくないライトを買っちゃったとかだと、買い替えや買い増しが発生します。サイクルコンピュータも、「やっぱり心拍も測りたい!」と思ったとかね。その辺りも、よくよく考えてください。
自転車好きな友人や親戚がいる方は、「何か余ってない?」と聞いてみるのもいいかもしれません。結構、いろんな部品やグッズを余らせている人もいるはず。「あげるよ」ともらってくる人も多いです。買う前にちょっと聞いてみましょう!
必要+あると嬉しいグッズたち
●防犯登録
まずは「防犯登録」。滋賀県では義務になっています。これが500円
●ライト類
前後ライトはぜひ装着していただきたい。基本的には明るさとお値段は正比例します。充電式か電池式か、リア(後)ライトの場合は自動で付くかどうかなどでお値段が変わります。フロント(前)ライトは2500円~1.5万円程度。リアライトは1500円~8000円程度。
●カギ
カギも機構や丈夫さでお値段はピンキリ。複数買われる方も多いです。1つ1000円~1万円程度。
●ベル
ベルは道路交通法で装着が義務付けられていますのでマストで。普段はあまり鳴らすことはありませんので、「いらない」という人もいますが、必要な場面もあります。また事故った時にベルがないと、整備不良車扱いになり、過失割合などで不利になることもありますので、必ず装着を。
もともと付けてくれている場合も多いのですが、ない場合は600円~2000円程度。
●スタンド
とくにロードバイクは付けない人も多いですが、必要な人も多いはず。街乗りならあるほうがいいかもしれません。これも最初から取り付けられている車種もあります。自転車の形状によって使えるスタンドと使えないスタンドがありますのでご注意を。1500円~6000円程度。
●フロアポンプ(空気入れ)
自転車は空気の管理も大事。少なくとも1週間に1回くらいは空気を入れましょう。3500円~1.5万円くらい。
●ペダル
クロスバイクの場合はほぼ100%付属していますが、ロードバイクの場合はペダルがついていないこともあります。それは、人によって好みのペダルが違うから。ペダルがない自転車を選んだ場合は、ペダル購入がマストです。
ペダルってホントにお値段がピンキリで、高いのはもうすごく高いんですが… 入門用なら2500円~1万円くらいでしょうか?
●ヘルメット
ヘルメットは義務ではありませんが、あったほうがいいというか、まぁ買ってください。これも相当お値段に幅があります。なんとなく、高価なもののほうがカッコイイ。でも消耗品でもありますので、そんなに高いのは必要ないかも。7000円~4万円くらいですが、個人的には1.5万円までで選んだほうがいいような気がします。
●ボトルケージ&ボトル
飲み物を運搬するためのグッズ。ボトルに水などを入れ、自転車に取り付けたボトルケージに挿して運ぶってことです。どちらも素材や機能でお値段が変わります。ボトルは800円~4000円くらいが中心。ケージは800円~8000円くらい。
●サイクルコンピューター
走った距離や今の時速などがわかる計測器。必要ではありませんが、あると走るのが楽しくなるというか、モチベーションアップになったり、いろんな管理に使えたり。あるとないとでは、大違いなグッズのひとつ。
基本は「できることが増えると高くなる」。距離と速度程度なら5000円~1万円ですが、ケイデンス(クランク回転数)や心拍が測れたり、GPSがついたりするとどんどん高額になっていきます。
とりあえず基本は上記です
ほかにもいろいろあるのですが、とりあえずはこんな感じの中から組み合わせる方が多いような気がします。あまりにもお値段に幅があって、あまり参考にはなりませんが… 「自転車欲しいな」と思ったら、周辺グッズが必要だってこと思い出してくださいね。