birdyやCarry MEなどを世に送り出している「Pacific Cycles」さん
その工場見学を含んだ3泊4日の台湾出張をしてきました
今回は「Pacific Cycles Japan」さんの
ディーラーズミーティングだったので
参加者は基本自転車店の店主さんや社長さん中心
北は北海道、南は沖縄からのみなさんと楽しく過ごしました
そんな様子を4回の記事でお付き合いくださいね
前回はこちら
「pacific cycles」さん工場見学
台湾出張の2日目
今回の旅の大きな目的でもあった
「pacific cycles」さんの工場見学へ向かいました

birdy、Carry ME、Reach、KOLiBRI、IF move——
侍サイクルでも取扱いのあるブランドを
実際に生み出している現場を見られる貴重な機会
メーカーさんの思想や設計の背景、そのものづくりの姿勢を知ることができるのは
販売店としても大変ありがたいことですからね
工場に入ってまず驚いたこと
工場へ足を踏み入れて感じたのは「工程の多さ」と「複雑さ」

birdyやCarry MEが、見た目にも機構にも
すごく個性が強い自転車であることは承知していましたが

改めてその製造工程を見ることで
「こんなにも手間をかけて作られていたのか」と驚かされました

最新の機械も導入されており
溶接やパイプ加工など一部は自動化が進んでいます

それ以上に印象的だったのが
想像以上に“人の手による作業”が多いということ

“人の手”が支える複雑な機構
birdyにしても、Carry MEにしても

そしてその他の自転車たちも
そのフレーム形状は、折りたたみ自転車の中でもかなり特殊です

複雑なリンク構造、しなりをコントロールする独特のフレームワーク
そして軽さと強度の両立


これらを実現するためには、高精度の加工だけでなく
最終的に人間の目と手で調整する作業が欠かせないのだとわかりました

熟練スタッフが一つひとつの部品を確認し、微妙なズレを調整し、丁寧につくっていく

こうした積み重ねによって、あの性能とバランスが成立しているのだと実感しました

最後は必ず「人の目」で仕上げる
工場を見学していて、最も印象深かったのが検品工程です

最終的な仕上げは必ず人の目で確認されていました
溶接の美しさ、可動部のスムーズさ、塗装のムラ
設計図通りの寸法で仕上がっているか——

自転車というプロダクトが「工業製品」であると同時に、「職人仕事」の側面も強く持っていることを改めて感じる瞬間でした

世界中へ出荷されていくbirdyやCarry MEが、こうした手間と技術の集積のもとに生まれていることを知り、販売する側としても改めて身が引き締まる思いでした
侍サイクルとして
今回の見学を経て、侍サイクルで扱うbirdyやCarry ME、Reach
そしてKOLiBRIやIF moveへの信頼がより深まりました

「なぜこの価格なのか」「なぜこの走りが実現するのか」といった疑問に、作り手の視点から明確な答えを得られた気がします
これからも自信を持ってお客様へご案内していきたいと思いますし、より多くの方にこの自転車の魅力が届けばいいなと強く感じました
もし気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ店頭へ
そしてご試乗を
実際に触れていただくと、“作りの良さ”がきっと伝わるはず
ミュージアムも見学
「Pacific Cycles」さんのミュージアムも見学

自転車の歴史がギュッと詰まった素晴らしい展示です

知識としてしか知らなかった自転車や
懐かしい自転車もたくさん
「これ持ってた~」なんていいつつ和やかに

ひとくくりに「自転車」と呼びますが
種類も形もさまざますぎて圧倒されます

戦争に使われていた自転車も…

ディーラーズミーティングらしい内容も
ディーラーズミーティングらしく(!?)
新製品のお話などもしっかりお聞きしました

実際の車体を見せていただく機会も嬉しい

この辺りのお話は、また改めて
気になる方は店頭でお聞きくださいね
2日目も美味しいものたくさん
台湾2日目も美味しいものたくさん
ランチは「Pacific Cycles」さんのカフェ
「BRICカフェ」にて
このお名前は「birdy」「Reach」「IF move」「Carry ME」の頭文字から

パスタが自転車のカタチになっているのが可愛い

夜はホテルのレストランにて豪華なディナーを

北京ダックもいただきました


自分のお隣の女性が「Pacific Cycles」のEVA社長
新刊を「Pacific Cycles」さんへ
侍サイクルがつくった冊子『折りたたみ自転車 ガチ勢の自転車店が 初心者さんに本気で すすめてくる本。』をお渡ししました
侍サイクルの本もワールドワイドだし
各社さん公認、もしくは黙認になってるってことですよ!

どんな本? 気になったらこちらから
👉️ 折りたたみ自転車 ガチ勢の自転車店が 初心者さんに本気で すすめてくる本。
3日目はコチラ
