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じわっと広がるサイクルラック! 使う人・置く施設へのお願い・提案

サイクルラックの使い方
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サイクルラックは嬉しい! …けど

スポーツ自転車ブーム(?)以来、店頭にこんなのが増えました。

これ、「サイクルラック」とか、「バイクラック」とか呼ばれることが多いもの。要するに、自転車置き場です。

スポーツ自転車用自転車置き場

スポーツ自転車にはスタンドをつけないことが多いので、駐停車時も自立しない。だから、壁とかフェンスとかにもたれ掛けさせて停めることになります。

これだと不安定ですし、自転車が傷つくこともある。さらに壁やフェンスなどの構造物に損害を与えちゃうかも。みんな不幸になっちゃう。

だからこその、「サイクルラック」ってわけです。

使ってみるとこんな感じ

サイクルラック

ハンドルやブレーキレバーブラケットを引っ掛けることもありますが、基本的にはサドルを掛けて使います。

だってハンドルで掛けられるのって、ロードバイクだけですからね。

クロスバイクやミニベロなどを掛けることも考えると、サドルを引っ掛ける方がいいんじゃないでしょうか。

問題もじわっと

じわっと広がっているのは、自転車乗りさんにとってありがたい! んですが、いろいろと問題もあったりします。

とくに滋賀県では、「ビワイチ施策としてラック推奨」みたいな動きがありまして、本部とか、自治体主導でアチコチにラックを設置しています。が、現場としては「よくわからないけど、本部に言われたから」的な温度差が… いやまぁ「置け」と言っている人たち自体、理解しているのか知らないのですが。

というわけで、ちょっとした注意事項を。

「使う人」も気をつけて!

まず「使う方への注意」としてはこんな感じ…

  1. 大丈夫かどうか確認を
  2. 盗難対策をしっかり
  3. 他の方への配慮を
  4. わからないときは聞こう

1. 大丈夫かどうか確認を

サイクルラックが壊れていたり、ネジが緩んで使えなくなっっていたりする場合もあります(実際にどちらのケースも見たことがあります)

あなたがケガしたり、自転車が破損したりしないように

使う前には「状態は大丈夫か?」念のために確認を

2. 盗難対策をしっかり

なんとなく「サイクルラックだから大丈夫」みたいな感じがしますので、無施錠で引っ掛ける方も多いです。が、サイクルラックからの盗難も少なくありません。

目を離さないか、施錠はしっかり! 

ヘルメットなども一緒に引っ掛ける人も多いのですが、盗難や破損を考えると… あまり良くないかもしれませんよ。

3. 他の方への配慮を

ラックは基本、複数人でつかうもの。だから、あなた以外の誰かも同時に愛車を掛けるかもしれません。

ですから、お互い譲り合って。ど真ん中に引っ掛けたりせず ってことでしょうか?

あまりギュウギュウになると、掛ける時、動かす時、お隣との接触が発生します。傷をつけないように、傷つかないように、繊細に動かしてください。

サドルを引っ掛けるタイプの場合、風が強いと自転車が揺れてこれまた接触が発生しがち。トラブルの原因にもなりかねませんので、強風下での使用は要注意です。

ラックが空いている場合はいいのですが、人気の施設だったり、ラックが小さめだったりする場合は、スタンドがついているなど、自立するタイプの自転車はラックを使わないほうがいいのかもしれません。

4. わからないときは聞こう

使い方など、わからないときは設置しているお店や施設に聞いてみましょう。

とはいいつつ、施設の方もわからないことも結構ありそう。

そういう場合は、使わないほうがいいのかも!?

「設置場所へのご提案」もあります

「設置している施設」の方への場所へのご提案

とにかく「使えるように置いてください」というものですが

  1. 管理もお願いします
  2. 使えるように置いてください
  3. 置き場所に配慮を

1. 管理もお願いします

壊れているもの、触っただけで倒れてくるものなど

安全な状態ではないラックを見たことがあります

「置いて終了」ではなく、時々はチェックして「安全な状態かどうか」の確認をお願いします

壊れてしまったものは買い替えですが、単にネジが緩んでいるだけなんてものも

いつでも使えるようなケアをよろしくお願いします

2. 使えるように置いてください

サイクルラックは、自転車を引っ掛けて使うものです。

ですからあまり壁にピッタリつけてあると、使えません。

ある程度、壁からの距離が必要です。

また自転車が出っ張りますので、使う人にも、周囲を通る人にも配慮した置き場所をお願いします

3. 置き場所に配慮を

前とかぶりますが、ラックの設置場所に配慮をお願いします。

周囲の歩行者や自転車、クルマなどの邪魔にならないように、というのは当然あります

が、「引っ掛けているだけ」なので、触るとラックから落ちてしまうこともあります。

周囲を通る人たちとの接触により、自転車が破損する可能性も。

お互いのために「邪魔ににならない場所」への設置をお願いします。

しかし、あまりにも目立たない場所に設置するのも問題です。

見つからないから誰も使わないというのもありますが、あまりに人気のない場所や、隠れた場所だと盗難が発生する危険性も。

自転車乗りとしては、店内から見通しがいい場所にあるのが嬉しいですが、そこは事情がありますから。

ただ、クルマとの接触はよく考えていただきたいです。

ラックを駐車場の一角に設置することが多いですが、クルマの動線によってはラックを巻き込んだ事故も発生しているようです。

某所でへし折れたラックがありましたが、クルマがバックして折ったのではないか? と想像します。愛車が掛けられていたら? そう思うと怖いです。

へし折れた後も放置されているところを見ると、施設の方も気づいていないのかもしれませんね。こうなってはもう使えません。かなり高級品だったので、ただただ「もったいないなぁ」ですね。

サイクルラックを買うなら?

なんだかんだと書きましたが、サイクルラック設置スポットが増えるのは自転車乗りとしては嬉しいこと。

もし余裕がありましたら、そして自転車でのご来店が多い施設は、ぜひご検討を。

おすすめはこんな感じです

大きめなら「フィードバックスポーツ」

へし折れてたのは、実はここの。

たくさんの自転車で使えるので、広い施設でも安心

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侍サイクルの店頭にあるのも、コレだったはず。

お値段控えめで丈夫、3台くらいなら十分掛けられます

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侍サイクル
彦根の自転車店「侍サイクル」。自転車の楽しみ方はひとつじゃありません。いろんなカタチの「楽しく走る」「愛車と楽しむ」を全面的にバックアップします。 【なんか怖い、話を聞いてくれない、すぐに押し売りされる… そんな従来の自転車店に不満がある方にこそ来ていただきたいです】 しっかりお話をお聞きしたいというのが、侍サイクルの希望です。ゆっくりお話、ご希望、ご要望をお聞きし、あなたに本当に必要なものを選びましょう。新車のご提案だけではなく、古い愛車を蘇らせたり、今の1台を大事に乗ったり。カスタムやメンテナンスを含め、もっともっと自転車が好きになれるように、サポートします。