よく走ってカッコいい自転車がほしい! と思ったら、「ナンボなん?」について以前書きました。
2022年初旬で考えると「乗り出し10万円」といったところ? なんて話はコチラから

じゃ、10万用意するから「どんな自転車選んだらエエのん?」ってお話を
「こういうのがほしい」と決めてらっしゃる方は、もちろんソレを。ですが「決めかねるなぁ」とか「選びきらん」と思う方は、何かのヒントにどうぞ。
雑な結論
雑に結論をお話すると、候補は4種類。おすすめ順に並べるとこんな感じ。
- タイヤ太い系クロスバイク
- 普通のクロスバイク
- ミニベロ
- 折りたたみ自転車
特別な希望がなければ「1」から順番にご検討を。
「見た目が好き」とか「こういう機能が欲しい」とかの場合は、条件を考えつつお店でご相談を。というイメージです
どういう方に向いている?
それぞれどういう方にオススメか? というお話とメリット・デメリットを、主にお客様の声を参考に4から順にご紹介します。
「お客様の声」ですので、結構独断と偏見はある? かもしれませんが、実体験・現場からの声ですので、信用度も高い?
また、全体として「乗り出し10万円で選ぶなら」と、「この4種で比較すると」というお話なので、その辺りご容赦ください。
4. 折りたたみ自転車

これはもう、「折りたたむこと」の必要性を感じている方にオススメ。
ギミックが効いているところ、独特のデザインなど「好き!」と思われたなら迷わずコレでいいと思います。
逆に「折りたたまなくてもいい」なら、あえて選ぶ必要はないかと思います
詳しくはコチラもお読みいただくとしまして

- 折りたたんで使える(輪行、クルマに乗せる)
- 省スペースになる(室内保管、クルマに乗せる)
- 目を離さなくてすむ(持ち込める場所が多い)
- すごく軽いものもある(持ち運び)
- 誰かと共有できる(ワンサイズで、身長差があっても使いやすい)
- 背が伸びても使いやすい(ワンサイズで、背が伸びても大丈夫)
- お値段が比較的高めになる
- 小径車は比較すると走行性能が低めの傾向
- 乗車姿勢に無理が出がち
- カスタム面が弱い
3. ミニベロ

タイヤが小さい「小径車」。14インチ~20インチくらいのものを「ミニベロ」と呼びます。
折りたたみ自転車も「ミニベロ」ではありますが、ここでは「たたまない小径車」のお話。
可愛い、カッコいいなど、独特のデザインが魅力。また乗りやすいコンフォートなものが多いのも特徴です。
正直「ミニベロ」を一口に言えないほど多彩なので、まとめての評価は難しいのですが…
- 見た目・デザインが面白い
- 誰かと共有できる(サイズのレンジが広めなため)
- 乗りやすいものが多い(※後ほどご説明を)
- 小径車は比較すると走行性能が低めの傾向
- カスタム面が弱め(折りたたみ≦ミニベロ≦フルサイズ)
大事なのはやっぱり「見た目」「デザイン」。そこが好きなら「買い!」です。
「乗りやすいものが多い」については
タイヤを太めにしたり、泥除けやチェーンガードをつけたり、乗りやすいフレーム形状だったりと、シティサイクルとスポーツバイクの中間的な機能を持ったものもありますので、「軽快に走りたいけど、あまりスポーティなのも…」と思われる方にはオススメです。
タイヤが小さい分重心が低くなる傾向もありまして、試乗していただいたとき「これなら怖くない」という感想を聞くこともあります。楽しさと乗りやすさを同時に求めている人は、一度ご試乗いかがでしょうか?
2. 普通のクロスバイク

タイヤは26インチ~700C、タイヤの太さは細め~普通くらいの、ごくごく一般的な「クロスバイク」。
最初の1台として選んでいただくにはピッタリの車種。悩むならコレを! と自信たっぷりにオススメです。
- 走ると軽やか、どこまでも行けそう
- 走行性能、カスタム性、価格などなどバランス最高
- 種類もカラーも豊富
- 全体にお値段が控えめの傾向
カスタムの幅も広いですし、何かと使いやすいので「基本」の車種。最初の1台にふさわしく、2台目、3台目と増えても、やっぱりクロスバイクも重宝しているなんて声もたくさんあります
ごく「普通」というか、一番ベタな選択なので、正直「ここがスゴイ!」と挙げる項目も難しいのですが… でもとにかく初めて乗った方は、「え、こんなに走るの?」「ママチャリとは全然違う!」と驚かれます
また逆に「悪い部分」という項目は皆無。「よく走って楽しい自転車がほしい」と思って、とくに強い好みや希望がないなら、クロスバイクを!
アルミでできたものは基本的に今風でスポーティ。クロモリという鉄の仲間でできたものは少しレトロでシンプル。どっちがお好きな方にも似合う1台があります
1. タイヤ太い系クロスバイク

イチオシはタイヤが太いタイプのクロスバイク。
普通のクロスバイクでタイヤだけ太いというイメージのモデルもありますし、もう少しMTBに寄せたものもあります。またお値段6万円台くらいのMTBもこの車種に含まれそう。
基本はクロスバイク、でもタイヤが太い。このタイヤの太さによっていろんな恩恵があります
ちょっとした砂利道はものともしませんし、段差などにも強い。パンクしにくく、長い距離走っても(比較的)疲れにくい。
とくに滋賀県(湖東や湖北)のように、クルマ社会で「人が歩く道としての『歩道』」にあまり注意が払われていないように感じる地域では、オススメ度がかなり上がるよなぁと考えています。
- 見た目以上によく走る
- 普通のクロスバイクよりも悪路に強い
- クッションがきいていて疲れにくい
- (比較的)パンクしにくい
- 重さがちょっと増える
- お値段が少し上がる
- カスタム面が普通サイズに比べて弱め
デメリットも少しありますが、かなり限定的。タイヤが太い分、重量は重いのですが、走ってみると変わらない印象。
が、やはり乗った感じは、クロスバイクが「シュッと」「キビキビ」なイメージが強いのに対し、タイヤ太い系は「安定感」「気軽」というイメージもあったりしまして。
両方を乗り比べるとやっぱり「こっちが好き」「こっちがいい」と好みがかなりハッキリわかれることも。だからこそ、乗り比べて「好き」「苦手」などなど発見してください。